特許
J-GLOBAL ID:201503001611646216

吸着具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 米田 圭啓
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-273522
公開番号(公開出願番号):特開2015-127576
出願日: 2013年12月27日
公開日(公表日): 2015年07月09日
要約:
【課題】簡単な構成で強い吸着状態を長時間に亘って維持することができ、さらに部品点数を減らして製造コストの削減を図ることができると共に、簡単に組み立てることができる吸着具を提供する。【解決手段】略椀形状の押圧部材3は、吸盤2の吸着面4aが被吸着面S1に吸着しているとき、底板7と開口側端部8aとが近接した変形状態で、底板7が軸部5の嵌合溝5aに嵌合されると共に、開口側端部8aが吸盤2の背面4bの周縁部に当接するように吸盤2に取り付けられる。変形状態から自然状態に復元しようとする押圧部材3によって、吸盤2の背面4bの周縁部が押圧されると共に、吸盤2の軸部5が被吸着面S1から離反する方向に引っ張られることによって、吸盤2の吸着面4aと被吸着面S1との間の空間が負圧状態になり、強い吸着状態を長時間に亘って維持することができる。【選択図】図4
請求項(抜粋):
吸着面とは反対側の背面の中央部に軸部を有する吸盤と、 前記吸盤の軸部が嵌合される嵌合孔を有する円板状の底板の一方側に、底板から離反するに従って直径が大きくなるように筒状の側板を形成して略碗形状に形成されると共に、略碗形状の開口側端部の内径が前記吸盤の外径よりも小さく設定され、さらに前記開口側端部から前記嵌合孔まで延びて形成された1つの切欠きを有する押圧部材とを備え、 前記底板の嵌合孔の直径は、前記吸盤の軸部の直径よりも小さく設定されており、前記軸部の外周部には前記押圧部材の底板が嵌合される嵌合溝が全周に亘って形成されており、前記嵌合溝は、前記吸盤の吸着面が被吸着面に吸着しているときの背面から嵌合溝における前記背面に対向する側面までの長さが、前記押圧部材の自然状態における前記開口側端部から底板までの長さよりも小さくなる位置に形成されており、 前記吸盤の吸着面が被吸着面に吸着しているとき、前記押圧部材は、前記底板と前記開口側端部とが互いに近接するように力を加えることによって、前記切欠きが開いて前記底板と前記開口側端部とが近接した変形状態で、前記底板が前記軸部の嵌合溝に嵌合されると共に、前記開口側端部が前記吸盤の背面の周縁部に当接するように前記吸盤に取り付けられており、変形状態から自然状態に復元しようとする前記押圧部材によって、前記開口側端部が前記吸盤の背面の周縁部を押圧すると共に、前記底板が前記吸盤の軸部に対して被吸着面から離反させる方向に力を作用させていることを特徴とする吸着具。
IPC (1件):
F16B 47/00
FI (1件):
F16B47/00 D
Fターム (5件):
3J038AA02 ,  3J038CA04 ,  3J038CA09 ,  3J038CA19 ,  3J038CB10
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 両面吸盤
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-183219   出願人:八島康弘
  • 吸着部材
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2011-089677   出願人:株式会社大長鉄工
  • 機器固定具
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-152954   出願人:池田恵一, 有限会社アイ・デザイン
全件表示
審査官引用 (4件)
  • 両面吸盤
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-183219   出願人:八島康弘
  • 吸着部材
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2011-089677   出願人:株式会社大長鉄工
  • 機器固定具
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-152954   出願人:池田恵一, 有限会社アイ・デザイン
全件表示

前のページに戻る