熱交換器および空気調和装置

発明者： , , ,
出願人/特許権者：
代理人 (1件)：新樹グローバル・アイピー特許業務法人
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2013-273267
公開番号（公開出願番号）：特開2015-127618
出願日： 2013年12月27日
公開日（公表日）： 2015年07月09日
要約：

【課題】循環量が変化する条件下で用いられた場合であっても、冷媒の偏流を抑制させることが可能な熱交換器および空気調和装置を提供する。【解決手段】室外熱交換器20の折返しヘッダ集合管23の第1内部空間23aの異なる高さ位置に、複数の扁平多穴管21b、121bが接続されている。第1内部空間23aには、第1仕切板51、第1流出空間51a内で冷媒を上昇させるための第1流入口41x、第1上連通路51xおよび第1下連通路51yを含んだループ構造が採用されている。第1整流板41と第1仕切板51と第1遮断板61によって、第1流出空間51a、第1ループ空間51b、第1流入用空間61b、第1上昇用空間61aに仕切られている。第1流入用空間61bに接続されている扁平管121bの冷媒通路と、第1流入用空間61bと第1上昇用空間61aとを繋ぐ下方連通口61xとは、互いに重ならないように配置されている。【選択図】図10

請求項（抜粋）：

それぞれ複数の長手方向に延びた冷媒通路(21ba)を有しており、互いに並んで配置された複数の扁平管(21b、121b)と、前記扁平管の一端が接続されており、鉛直方向に沿って延びたヘッダ集合管(23)と、前記扁平管に接合された複数のフィン(21a)と、を備える熱交換器(20)であって、前記ヘッダ集合管(23、123、223)は、内部空間(23a)を、上方内部空間(51a、51b、52a、52b)と下方内部空間(61a、61b、62a、62b)とに仕切る第1仕切部材(41、42)と、前記上方内部空間を、前記扁平管が接続された側の空間である第1空間(51a、52a)と、前記第1空間に対して前記扁平管が接続された側とは反対側の空間である第2空間(51b、52b)と、に仕切る第2仕切部材(51、52)と、前記第1仕切部材のうち前記第1空間の下部に設けられており、冷媒の蒸発器として機能する場合に、前記第1空間内において上昇流れが生じるように冷媒を前記下方内部空間側から前記上方内部空間側へ通過させる流入口(41x、42x)と、前記第1空間と前記第2空間の上部に位置し、前記第1空間と前記第2空間の上部を連通させることで、前記第1空間内を上昇した冷媒を前記第2空間へ導く上連通路(51x、52x)と、前記第1空間と前記第2空間の下部に位置し、前記第1空間と前記第2空間の下部を連通させ、前記第2空間から前記第1空間に冷媒を導くことで、前記第1空間から前記第2空間に導かれて前記第2空間内を降下した冷媒を前記第2空間から前記第1空間に戻す下連通路(51y、52y)と、を含むループ構造を有しており、前記ヘッダ集合管は、前記下方内部空間を、前記扁平管が接続された側の空間である上昇用空間(61a、62a)と、前記上昇用空間に対して前記扁平管が接続された側とは反対側の空間であって冷媒の蒸発器として機能する場合に冷媒が流入する流入用空間(61b、62b)と、に仕切る第3仕切部材(61、62、161、261)と、前記流入用空間から前記上昇用空間に向けて冷媒を通過させる下方連通口(61x、62x、161x、261x)と、を有しており、前記下方内部空間に接続されている前記扁平管(121b)の前記冷媒通路と前記下方連通口(61x、62x)とは、前記下方内部空間に接続されている前記扁平管の長手方向視において互いに重ならないように配置されている、熱交換器(20)。

IPC (4件)：

F28F 9/02 , F28D 1/053 , F25B 41/00 , F25B 39/00

FI (4件)：

F28F9/02 E , F28D1/053 A , F25B41/00 C , F25B39/00 E

Fターム (11件)：

3L103AA18 , 3L103BB42 , 3L103CC18 , 3L103CC22 , 3L103CC30 , 3L103DD08 , 3L103DD32 , 3L103DD33 , 3L103DD42 , 3L103DD69 , 3L103DD70

引用特許：

出願人引用 (3件)

蒸発器
公報種別：公開公報出願番号：特願平10-144081 出願人：昭和アルミニウム株式会社
熱交換器
公報種別：公開公報出願番号：特願平9-103824 出願人：サンデン株式会社
特開平2-219966

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