特許
J-GLOBAL ID:201503001752694558

コンクリート構造物の補強方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野田 茂
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-150387
公開番号(公開出願番号):特開2015-021290
出願日: 2013年07月19日
公開日(公表日): 2015年02月02日
要約:
【課題】施工効率を向上しつつ補強性能を確保する。【解決手段】地中に埋設された側壁14の一方の面で側壁14の延在方向に間隔をおいた複数箇所を露出させるように、側壁14の一方の面に沿って鉛直方向に延在する作業用孔部22を掘削する。前記複数箇所において側壁14の一方の面の上端から下端まで、鉄筋20を露出させるように鉛直方向に延在する溝部26を形成する。各溝部26に沿わせて支柱用鉄筋28を配筋し支柱用鉄筋28の一部を溝部26内に位置させる。各溝部26の内部に連通し支柱用鉄筋28の周囲を囲んで溝部26の延在方向の全長にわたって延在する空間部を仕切るようにコンクリート型枠32を設置する。各溝部26の内部と各コンクリート型枠32の内部にコンクリート34を打設し、側壁14の一方の面の外側に突出する補強支柱30を溝部26の全長にわたって構築する。【選択図】図3
請求項(抜粋):
鉛直方向に細長の断面形状を有して水平方向に延在する鉄筋コンクリート製の壁部を有し、前記壁部は、その厚さ方向の両面側に埋設された鉄筋を有し、前記壁部の厚さ方向の一方の面は地中に埋設されているコンクリート構造物の補強方法であって、 前記壁部の前記一方の面で前記壁部の延在方向に間隔をおいた複数箇所を露出させるように、前記壁部の前記一方の面に沿って鉛直方向に延在する作業用孔部を掘削する第1の工程と、 前記作業用孔部内で、前記複数箇所において前記壁部の一方の面の上端から下端まで、前記一方の面側に埋設された前記鉄筋を露出させるように前記壁部の一方の面の側方に開放状で鉛直方向に延在する溝部を形成する第2の工程と、 前記作業用孔部内で、各溝部に沿わせてかつその一部が前記溝部の内側に入るように鉛直方向に延在する支柱用鉄筋を配筋する第3の工程と、 前記作業用孔部内で、前記複数箇所において前記各溝部の内部に連通し前記支柱用鉄筋を囲んで前記溝部の延在方向の全長にわたって延在する空間部を仕切るようにコンクリート型枠を設置する第4の工程と、 前記各溝部の内部と前記各コンクリート型枠の内部にコンクリートを打設することにより前記壁部の一方の面の外側に突出し前記壁部に一体的に結合された補強支柱を前記溝部の全長にわたって構築する第5の工程と、 を含むことを特徴とするコンクリート構造物の補強方法。
IPC (4件):
E02D 29/05 ,  E04G 23/02 ,  E01D 22/00 ,  E01D 19/02
FI (4件):
E21D10/04 ,  E04G23/02 E ,  E01D22/00 B ,  E01D19/02
Fターム (10件):
2D055AA01 ,  2D055AA02 ,  2D055BB03 ,  2D055KB05 ,  2D055LA16 ,  2D059AA01 ,  2D059GG40 ,  2E176AA02 ,  2E176BB29 ,  2E176BB36
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 矩形断面構造物の補強構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2010-145297   出願人:株式会社ワン・エイティ
  • 土留め工法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-280402   出願人:五洋建設株式会社
  • リブを有する中空構造物
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-185151   出願人:ジオスター株式会社, 日本ゼニスパイプ株式会社, 日本ヒューム管株式会社

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