特許
J-GLOBAL ID:201503002075458653

強化プラスチック複合構造物の塗料、塗料が塗布された強化プラスチック複合構造物、及び塗料を利用した劣化検出方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-003774
公開番号(公開出願番号):特開2015-132528
出願日: 2014年01月10日
公開日(公表日): 2015年07月23日
要約:
【課題】強化プラスチック複合構造物の劣化検出のための塗料、塗料が塗布された強化プラスチック複合構造物及び塗料を利用した劣化検出方法を提供する。【解決手段】強化プラスチック複合構造物の表面上に、励起光によって発光する蛍光色素が混入され且つ強化プラスチック複合構造物の基体1に亀裂11が発生した時にも破断することなく延びる高弾性の第1塗料から成る第1塗布層3を形成し、その上に励起光の透過を阻止する遮蔽材が混入され且つ基体1に亀裂11が発生した時にこれに追従して亀裂41が発生する低弾性の第2塗料から成る第2塗布層4を形成する。亀裂11発生時の衝撃により第2塗布層4のみに亀裂41が生じ、励起光を強化プラスチック複合構造物に照射した際、亀裂41から入り込む励起光の照射を受けて第1塗布層3の蛍光色素が発光し、損傷が発生していない強化樹脂層2より内側の基体1に発生した亀裂11を容易に検出することができる。【選択図】図3
請求項(抜粋):
基体と該基体の片側若しくは両側に形成される強化樹脂層とを具備する強化プラスチック複合構造物に塗布される塗料であって、 励起光によって発光する蛍光色素が混入され且つ前記基体に亀裂が発生したときにも破断することなく延びる高弾性の第1塗料と、 励起光の透過を阻止する遮蔽材が混入され且つ前記基体に亀裂が発生したときにこれに追従して亀裂が発生する低弾性の第2塗料と、 からなり、 該強化樹脂層の上に該第1塗料が塗布されて第1塗布層をなし、 該第1塗布層の上に該第2塗料が塗布されて第2塗布層をなすことを特徴とする塗料。
IPC (1件):
G01N 21/88
FI (1件):
G01N21/88 K
Fターム (5件):
2G051AA90 ,  2G051AB03 ,  2G051BA05 ,  2G051CA04 ,  2G051CB10

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