特許
J-GLOBAL ID:201503002234361291

磁性粒子の操作のための磁気ベースのシステムと方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 山田 威一郎 ,  松井 宏記 ,  立花 顕治 ,  田中 順也 ,  山下 未知子 ,  桝田 剛
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-512723
公開番号(公開出願番号):特表2015-519132
出願日: 2013年05月13日
公開日(公表日): 2015年07月09日
要約:
幾つかの実施の形態では、遠隔に載置した磁界発生ステータを用いる、脈管構造内の磁性ナノ粒子の外部操作のためのシステムを提供する。一の実施の形態では、各システム及び各方法は、永久磁石ベース又は電磁界発生ステータ源を用いる、流体媒質中の磁性ナノ粒子の制御に関する。このようなシステムは、人間の循環系などのように、流体媒質中での治療剤の拡散を増加させるのに有用であることができ、これは結果として循環系での血管閉塞などの流体障害物の実質的な除去をもたらし、延いては血液流の増加をもたらすこととなる。注入前に、ユーザによる化学剤組成との結合を容易にする非特殊化の化学被覆剤を有する磁性ナノ粒子が、提供される。磁性ナノ粒子の一定な注入質量を、患者へ搬送するためにシステムが提供される。 【選択図】図4C
請求項(抜粋):
磁性ナノ粒子の無線操作により、閉塞血管を通る流体の流れを増加させる起磁システムであって、 可搬型ベースと、 前記可搬型ベースに結合したアーム位置決め器と、 前記アーム位置決め器に結合した永久磁石であって、使用中において、被検者の脈管構造内で誘導される磁性ナノ粒子の外部起磁制御を与える磁界と指向化磁性勾配を生成する永久磁石と、 前記アーム位置決め器は、被検者の頭部に相対して、前記永久磁石を位置決めしかつ配向するように構成され、 起磁システムの操作の制御での使用のための、オペレータからの情報と入力とを表示するように構成されるタッチスクリーンユーザインタフェースと、 前記入力は、目標脳半球、目標動脈及び頭部配向角度のうちの一つ又は複数を含み、 使用中において、前記アーム位置決め器に対し、回転磁界を生成するために、また前記永久磁石の磁性勾配の方向と大きさを制御させ、前記永久磁石の位置と配向の少なくとも一つを操作するようにさせる制御器と、を備え、 使用中において、回転磁界と、磁性勾配の方向と、磁性勾配の大きさのうち、少なくとも一つの操作で、脈管構造内に存在する前記磁性ナノ粒子を複数の磁性ナノ粒子ロッドへ凝集させ、回転磁界及び磁性勾配に応じて、脈管構造内の流体を介して、前記磁性ナノ粒子ロッドを前方横転運動で移動させ、 前記移動の前方横転運動は、脈管構造の血管内の流体障害物の、血管内に存在する血栓溶解剤への薬剤曝露を増加させ、流体障害物上の血栓溶解剤の作用を加速させる、起磁システム。
IPC (10件):
A61B 17/22 ,  A61B 6/00 ,  A61B 6/03 ,  A61B 6/12 ,  A61B 8/06 ,  A61B 5/055 ,  A61M 31/00 ,  A61K 49/00 ,  A61P 7/02 ,  A61K 45/00
FI (12件):
A61B17/22 ,  A61B6/00 331E ,  A61B6/00 370 ,  A61B6/03 375 ,  A61B6/03 377 ,  A61B6/12 ,  A61B8/06 ,  A61B5/05 390 ,  A61M31/00 ,  A61K49/00 A ,  A61P7/02 ,  A61K45/00
Fターム (33件):
4C066BB05 ,  4C066CC01 ,  4C066DD01 ,  4C084AA17 ,  4C084MA16 ,  4C084MA65 ,  4C084NA05 ,  4C084NA10 ,  4C084ZA542 ,  4C085HH01 ,  4C085JJ01 ,  4C085KA28 ,  4C085KA36 ,  4C085LL01 ,  4C093AA01 ,  4C093AA22 ,  4C093AA24 ,  4C093AA25 ,  4C093CA21 ,  4C093EE20 ,  4C093FF42 ,  4C096AA10 ,  4C096AA11 ,  4C096AA13 ,  4C096AA18 ,  4C096AA20 ,  4C096FC14 ,  4C160MM36 ,  4C601DD03 ,  4C601DD04 ,  4C601DD11 ,  4C601DE03 ,  4C601FF16

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