特許
J-GLOBAL ID:201503002500952453

緩衝器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萼 経夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-166639
公開番号(公開出願番号):特開2015-034618
出願日: 2013年08月09日
公開日(公表日): 2015年02月19日
要約:
【課題】シリンダの側部に減衰力発生機構を配置した筒型の緩衝器において、小型化及び軽量化を可能にする。【解決手段】筒型の緩衝器の外筒3の側部のケース25内に減衰力発生機構26を収容し、ナット34の締付によって固定する。シリンダ2に連通する環状通路21を形成するセパレータチューブ20の枝管23と減衰力発生機構26とを通路部材32によって接続する。通路部材32のメインボディ35との当接面32Cのシール溝83の内周部に、メインボディ35に直接当接する支持部85を形成する。ナット34の締付により、軸力がメインボディ35の中心部付近から支持部85に伝達され、フランジ部32Bをケース25のフランジ部25Aに押付けて通路部材32を固定する。メインボディ35は、中心部付近に軸力が作用するので、撓みにくくなり軸方向の厚さを小さくすることが可能になる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
作動流体が封入されたシリンダと、 該シリンダ内に挿入されたピストンと、 該ピストンに連結されて前記シリンダの外部に延出されたピストンロッドと、 前記シリンダの外周に設けられた外筒と、 前記シリンダと前記外筒との間に設けられ、前記シリンダ内と連通する環状通路を形成する略円筒状の側壁を有するセパレータチューブと、 前記セパレータチューブの側壁に設けられて径方向外側に突出して前記環状通路に連通する略円筒状の枝管と、 前記枝管に接続され、前記ピストンの移動によって生じる作動流体の流れを制御して減衰力を発生させる減衰力発生機構と、 前記外筒の側壁に取付けられて前記減衰力発生機構を収容する筒状のケースと、 前記セパレータチューブの枝管に嵌合する円筒部と、該円筒部の一端部の外周に形成されたフランジ部とを有し、前記枝管と前記減衰力発生機構とを接続する通路部材とを備え、 前記通路部材は、前記フランジ部が前記ケース側及び前記減衰力発生機構側に当接して前記ケース内に固定され、前記フランジ部の前記減衰力発生機構に当接する当接面には、前記フランジ部と前記減衰力発生機構側との間をシールする環状のシール部材を介して前記減衰力発生機構に当接する環状のシール部、及び、前記シール部の内周側に配置されて前記減衰力発生機構に当接する内側支持部が形成されていることを特徴とする緩衝器。
IPC (2件):
F16F 9/46 ,  F16F 9/50
FI (2件):
F16F9/46 ,  F16F9/50
Fターム (6件):
3J069AA54 ,  3J069CC09 ,  3J069DD50 ,  3J069EE18 ,  3J069EE35 ,  3J069EE62

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