特許
J-GLOBAL ID:201503002817164736

暗号化装置、復号装置、暗号化方法および暗号化プログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 岩壁 冬樹 ,  塩川 誠人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-147269
公開番号(公開出願番号):特開2015-022318
出願日: 2013年07月16日
公開日(公表日): 2015年02月02日
要約:
【課題】複数のユーザがユーザごとに独立に生成した鍵を用いてデータの暗号化を行う場合に、暗号化されたデータが格納されるストレージ側でユーザが生成した鍵を知らなくても、データの重複排除を行うことができる暗号化装置を提供する。【解決手段】第一ハッシュ値算出手段82は、左ブロックについてハッシュ値を算出する。暗号化用疑似乱数生成手段83は、ハッシュ値と右端ブロックとの排他的論理和を入力ブロックとして、左ブロックと等しい長さの疑似乱数を生成する。共通鍵ブロック暗号化手段84は、入力ブロックについて、秘密鍵を用いてブロック暗号文を生成する。暗号文生成手段85は、疑似乱数と左ブロックとの排他的論理和と、ブロック暗号文とを連結して暗号文を生成する。重複排除手段86は、2つの暗号文における左ブロックのハッシュ値または実際の値を比較し、一致する場合に、2つの暗号文のうち一方の暗号文の左ブロックを削除する。【選択図】図8
請求項(抜粋):
暗号化の対象となるn-bit 以上の平文を、当該平文の右端のn-bit の固定長ブロックである右端ブロックと、前記平文から当該右端ブロックを除いたブロックである左ブロックとに分割する平文分割手段と、 暗号学的ハッシュ関数を用いて、前記左ブロックについてn-bit ハッシュ値を算出する第一ハッシュ値算出手段と、 前記第一ハッシュ値算出手段が算出したハッシュ値と前記右端ブロックとの排他的論理和を入力ブロックとして、前記左ブロックと等しい長さの疑似乱数を生成する暗号化用疑似乱数生成手段と、 前記入力ブロックについて、秘密鍵を用いたn-bit 共通鍵ブロック暗号化を行うことで、暗号化されたn-bit のブロック暗号文を生成する共通鍵ブロック暗号化手段と、 前記疑似乱数と前記左ブロックとの排他的論理和と、前記ブロック暗号文とを連結して暗号文を生成する暗号文生成手段と、 前記暗号文生成手段により生成された2つの暗号文における左ブロックのハッシュ値または実際の値を比較し、一致すると判断した場合に、前記2つの暗号文のうち一方の暗号文の左ブロックを削除する重複排除手段とを備えた ことを特徴とする暗号化装置。
IPC (2件):
G06F 12/00 ,  G09C 1/00
FI (3件):
G06F12/00 501B ,  G09C1/00 660D ,  G06F12/00 514Z
Fターム (3件):
5J104AA08 ,  5J104NA12 ,  5J104PA14
引用特許:
出願人引用 (1件)

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