特許
J-GLOBAL ID:201503002908605248

粉末状薬剤のための吸入デバイス

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人特許事務所サイクス
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-208856
公開番号(公開出願番号):特開2014-042831
特許番号:特許第5740721号
出願日: 2013年10月04日
公開日(公表日): 2014年03月13日
請求項(抜粋):
【請求項1】散剤用吸入デバイス(1)であって、 複数の散剤用量を収容するための少なくとも一つの保存チャンバ(13)、および、投与スライダー通路(16)の中を少なくとも充填位置から投与位置への移動運動とほぼ一致して移動可能な少なくとも一つの投与スライダー(15)を含む投与デバイスを含み、 該吸入デバイス(1)はさらに、該投与スライダー(15)が、その充填位置から投与位置へ吸入駆動による自動的移動をするためのデバイス、および、該投与スライダー(15)を充填位置に自動的に戻すための復帰デバイスを含み、 前記少なくとも一つの保存チャンバ(13)が、少なくとも一つの出口開口部(14)であって、それを通じて散剤が重力の影響下に放出することが可能な出口開口部(14)を有し、 前記投与スライダーが少なくとも一つの投与穴(17)を有し、充填位置における該投与穴は前記出口開口部(14)の下にあり、 該投与スライダーは、前記少なくとも一つの保存チャンバ(13)の出口開口部(14)から放出される散剤の流出方向に対してほぼ横方向に、その充填位置から投与位置に移動可能であり、 前記吸入デバイス(1)は、吸入開口部(6)を有するマウスピース(5)、マウスピース(5)が流入的に連通する投与経路(38)および、空気通路(39)であって、該マウスピースと連通し患者が吸入のためにそれを通じて空気流を吸い込むことができる空気通路(39)を含み、 前記投与スライダー(15)の投与位置における前記投与穴(17)は、該投与経路(38)の中に納まり、 前記空気通路(39)において、指定の最小空気流量を超過したときに前記投与スライダー(15)の吸入駆動自動移動のための前記デバイスの活性化を行うためのトリガーデバイスが、該空気通路(39)の中に配置されており、 前記トリガーデバイスが、前記空気通路に接続されているピストンを有し、 該ピストン領域における該空気通路は、前記吸入開口に対して大きい断面を有し、 ここで、該ピストンは、前記投与スライダーの吸入駆動自動移動のための前記デバイスに対し動作可能的に接続されている押し出しロッドに結合され、 そのため、該投与スライダーの吸入駆動自動移動用デバイスは、該ピストンがその停止位置にあるときは、該押し出しロッドによって変位位置に保持され、そして、前記吸入デバイスのユーザーによって起動される該空気通路における指定の最小量の空気流によって該ピストンが少なくとも指定の量だけその停止位置から偏向されるときは、該押し出しロッドは、該投与スライダーの吸入駆動自動移動用デバイスを解放し、 前記投与経路(38)の中の、該投与経路(38)を実質的に閉鎖するためのバルブデバイスにより特徴づけられ、 該バルブデバイスは、該空気通路(39)において指定の最小空気流量を超過したことが発信されると該空気通路(39)の流通断面の実質部分を吸入駆動的に開放するための前記トリガーデバイスに、動作可能的に接続されている、 吸入デバイス(1)。
IPC (1件):
A61M 15/00 ( 200 6.01)
FI (1件):
A61M 15/00 Z

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