特許
J-GLOBAL ID:201503002959159102

荒海用の滑走型船体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (7件): 辻居 幸一 ,  熊倉 禎男 ,  弟子丸 健 ,  井野 砂里 ,  松下 満 ,  倉澤 伊知郎 ,  山本 航介
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-505704
公開番号(公開出願番号):特表2015-520063
出願日: 2013年01月29日
公開日(公表日): 2015年07月16日
要約:
開示される船舶の船体は、ビームが船首に向かってテーパし、トランサムにおけるビームが、チャインにおける船体のビームの15%乃至25%である、平坦なパッドキールを有する。船体は、中心線に対して対称的であり、細いエントリの船首と、トランサムと、一対のハードチャインと、を有する。船体は、パッドキールとチャインとの間に、約0度の船底勾配を有し、船体の中心線に対して対称的に配置される滑走面を形成する、ここでは長手方向ステップと呼ばれる少なくとも一対の概ね平坦なパネルを有する。船体は、パッドキールの舷外でかつパッドキールに隣接し、船体の中心線に対して対称的に配置され、そこからその上の平坦滑走パネルまで延びる、少なくとも一対の極大船底勾配パネルも含む。極大船底勾配パネルは、その長さに沿って測定すると、約50度の最小平均船底勾配を有する。船体のよどみ線に沿った任意の2つの滑走面間の垂直方向オフセットが約6インチを超えないように、約0°の船底勾配を有する追加の平坦滑走面構造を、船体上のパッドキールとハードチャインとの間に、長手方向に設置することができる。約20度から35度までの間の船底勾配角を有する大船底勾配パネルつまりフィレットを、船体の、極大船底勾配パネルの舷外でかつ極大船底勾配パネルに隣接して、船体の中心線に対して対称的に配置することができる。フィレットは、その前方端で楔形状にテーパされ、隣接する極大船底勾配の平坦滑走パネルと一体になる。【選択図】図3b
請求項(抜粋):
極深V字形滑走型船体を含む船舶であって、 細いエントリの船首と、 船尾のトランサムと、 前記船体上に対称的に配置され、前記船体のチャインビームを定める一対のハードチャインと、 前記トランサムにおいて、前記トランサムにおける前記チャインビームの15%〜25%であるビームを有し、船体のほぼ中央部から前記船首における頂部へテーパし、かつ、前記船首における前記頂部へ上向きに湾曲する平坦なパッドキールと、 各々が50度又はそれを上回る最小平均船底勾配角を有し、中心線の両側に対称的に、前記平坦パッドキールから外向きかつ上向きに上端まで延びる、一対の極大船底勾配(UHD)船体パネルと、 前記船体の両側で前記UHDパネルと前記ハードチャインとの間に配置され、約0度の船底勾配の平坦滑走面を有する、少なくとも一対の対称的長手方向ステップと、 を有することを特徴とする船舶。
IPC (3件):
B63B 1/18 ,  B63B 1/20 ,  B63B 1/32
FI (3件):
B63B1/18 Z ,  B63B1/20 ,  B63B1/32 Z
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特許第6186086号
  • 特許第7845301号
  • 特開昭49-037387

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