特許
J-GLOBAL ID:201503003031483435

流体圧式アクチュエータの動作制御器の弁構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 市川 恒彦
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-248614
特許番号:特許第5704731号
出願日: 2013年11月29日
要約:
【課題】流体の流量調節により流体圧式アクチュエータの動作を自在に制御できるようにする。 【解決手段】導入ポート131側から延びる供給流路141aと排出ポート133側から延びる排出流路141bとを外周面に有する弁体140を筒状のケース130内に収容した動作制御器120において、導入ポート131から導入される圧縮空気は、供給流路141aを通じてケース130の内周面の環状溝135から供給ポート132へ流れ、エアシリンダ110へ送られる。弁体140を導入ポート131方向へ移動し、環状溝135が排出流路141bと連絡するようになると、エアシリンダ110からの圧縮空気が供給ポート132、環状溝135および排出流路141bへ流れ、排出ポート133から排出される。供給流路141aから環状溝135への流量又は環状溝135から排出流路141bへの流量は、弁体140の移動に応じて変動する。 【選択図】図1
請求項(抜粋):
【請求項1】 流体の導入ポート、前記導入ポートからの流体をアクチュエータへ送るための供給ポートおよび前記アクチュエータから前記供給ポートを通じて戻る前記流体を排出するための排出ポートを有する、前記流体の圧力により作動するアクチュエータの動作制御器における弁構造であって、 前記導入ポート、前記供給ポートおよび前記排出ポートを有し、前記供給ポートに連絡する環状溝が内周面に設けられた筒状のケースと、 前記ケース内に収容された、前記導入ポートと前記排出ポートとの間で前記ケースの軸方向へ移動可能な弁体と、 を備え、 前記弁体は、前記導入ポートからの前記流体を前記供給ポートへ案内するための、前記環状溝に連絡可能な供給流路と、前記アクチュエータから前記供給ポートへ戻る前記流体を前記排出ポートへ案内するための、前記供給流路から独立して前記環状溝に連絡可能な排出流路とを外周部に有し、 前記供給流路は、前記弁体が前記排出ポート側へ移動するに従って前記環状溝への前記流体の流量が増加し、前記弁体が前記導入ポート側へ移動するに従って前記環状溝への前記流体の流量が減少するよう形成されており、かつ、前記排出流路は、前記弁体が前記排出ポート側へ移動するに従って前記環状溝からの前記流体の流量が減少し、前記弁体が前記導入ポート側へ移動するに従って前記環状溝からの前記流体の流量が増加するよう形成されており、 前記環状溝は、前記弁体の移動により前記供給流路および前記排出流路のいずれか一方の流路と選択的に連絡する、 流体圧式アクチュエータの動作制御器の弁構造。
IPC (2件):
F16K 11/07 ( 200 6.01) ,  F16K 3/24 ( 200 6.01)
FI (2件):
F16K 11/07 C ,  F16K 3/24 D
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • スプールバルブ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2011-012845   出願人:株式会社デンソー
  • 特開昭62-017814
  • 特開昭59-084635
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審査官引用 (4件)
  • スプールバルブ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2011-012845   出願人:株式会社デンソー
  • 特開昭62-017814
  • 特開昭59-084635
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