特許
J-GLOBAL ID:201503003750371895

画像処理装置及び方法、並びに画像処理プログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 前田 実 ,  山形 洋一 ,  篠原 昌彦
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2013054318
公開番号(公開出願番号):WO2013-150824
出願日: 2013年02月21日
公開日(公表日): 2013年10月10日
要約:
入力画像に対する複数の、異なる方向の1次元ローパスフィルタ値のうち、注目画素の代表値との差が最小のものと、注目画素の代表値との差に基づいてNR係数(Kf)を求め、注目画素の画素値と周辺ローパスフィルタ(25)とを、NR係数(Kf)により重み付け加算する(36)。注目画素の代表値は、現フレーム及び過去のフレームを時間軸方向にフィルタリングすることで得られる、例えば中間値である。画像処理装置において、解像度を低下させることなくノイズ低減を行う。
請求項(抜粋):
複数フレームの時系列で構成される動画像を入力画像として、 注目フレームの注目画素を中心とし、複数の画素からなる処理ウィンドウ内で、前記注目画素と、前記注目画素に対して、それぞれ互いに異なる1次元方向に整列した画素とを用いたローパスフィルタ値を算出する複数の1次元ローパスフィルタと、 前記処理ウィンドウに対して、前記注目画素とその周囲の画素とを用いたローパスフィルタ値を周辺ローパスフィルタ値として出力する周辺ローパスフィルタと、 前記注目フレームの前記注目画素の画素値と、前記注目フレーム以外の1以上のフレームの中で前記注目画素に対応する位置の画素の画素値とに基づいて時間軸方向のフィルタリングを行うことで、前記注目画素についての代表値を求める代表値算出部と、 前記1次元方向のローパスフィルタ値の各々と前記代表値の差分の絶対値を算出し、算出された前記差分の絶対値であって、所定の条件を満たすもののうちの最小値を注目画素のノイズレベルとして出力するノイズレベル検出部と、 前記ノイズレベルを受けて、予め設定された入出力特性により、該ノイズレベルに対応するノイズ低減係数を生成するNR係数生成部と、 前記ノイズ低減係数を用いて前記注目画素の画素値と前記周辺ローパスフィルタ値を重み付け加算するNR処理部とを備え、 前記NR処理部は、前記ノイズ低減係数が大きいほど、前記周辺ローパスフィルタ値に対する重みをより大きくする ことを特徴とする画像処理装置。
IPC (2件):
H04N 5/232 ,  H04N 9/07
FI (2件):
H04N5/232 Z ,  H04N9/07 C
Fターム (16件):
5C065AA03 ,  5C065BB22 ,  5C065CC01 ,  5C065DD01 ,  5C065EE05 ,  5C065EE06 ,  5C065GG02 ,  5C065GG21 ,  5C065GG22 ,  5C065GG23 ,  5C122DA03 ,  5C122DA04 ,  5C122EA22 ,  5C122FH09 ,  5C122FH23 ,  5C122HA88

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