特許

J-GLOBAL ID：201503003848207759

積層造形用粉末材料、積層造形セット、及び積層造形物の製造方法

発明者： 渡邉 政樹
出願人/特許権者： 株式会社リコー
代理人 (1件)： 廣田 浩一
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2014-204782
公開番号（公開出願番号）：特開2015-187058
出願日： 2014年10月03日
公開日（公表日）： 2015年10月29日
要約：

【課題】生体内に移植しても非吸収性のハイドロキシアパタイトへの転移が少なく、細胞毒性がなく、複雑な立体形状の積層造形物を、簡便かつ効率良く、高強度で寸法精度良く製造し得る積層造形用粉末材料の提供。【解決手段】リン酸カルシウム粉末を含有してなる積層造形用粉末材料であって、下記A)又はB)を満たし、かつ前記積層造形用粉末材料を硬化させてなる硬化物のハイドロキシアパタイト(HAp)転移率が1%以下である積層造形用粉末材料である。A)前記リン酸カルシウム粉末表面に、リン酸基もしくはカルボキシル基を有する有機化合物が付与され、該有機化合物の付与量が10,000ppm以下である。B)リン酸基もしくはカルボキシル基を有する有機化合物からなる粉末を更に含み、該有機化合物の前記リン酸カルシウム粉末に対する混合量が50質量%以下である。【選択図】なし

請求項（抜粋）：

リン酸カルシウム粉末を含有してなる積層造形用粉末材料であって、 下記A)又はB)を満たし、 かつ前記積層造形用粉末材料を硬化させてなる硬化物のハイドロキシアパタイト(HAp)転移率が1%以下であることを特徴とする積層造形用粉末材料。 A)前記リン酸カルシウム粉末表面に、リン酸基もしくはカルボキシル基を有する有機化合物が付与され、該有機化合物の付与量が10,000ppm以下である。 B)リン酸基もしくはカルボキシル基を有する有機化合物からなる粉末を更に含み、該有機化合物の前記リン酸カルシウム粉末に対する混合量が50質量%以下である。

IPC (6件)：

C04B 35/447 ,  B29C 67/00 ,  C01B 25/32 ,  B28B 1/30 ,  C04B 35/628 ,  A61L 27/00

FI (6件)：

C04B35/00 S ,  B29C67/00 ,  C01B25/32 B ,  B28B1/30 101 ,  C04B35/00 B ,  A61L27/00 J

Fターム (37件)：

4C081AB03 ,  4C081AB04 ,  4C081AB05 ,  4C081BA13 ,  4C081BA16 ,  4C081BB08 ,  4C081CE08 ,  4C081CF021 ,  4C081CF031 ,  4C081DA01 ,  4C081DA11 ,  4C081DB07 ,  4C081DC04 ,  4C081EA04 ,  4C081EA14 ,  4F213AB16 ,  4F213AB22A ,  4F213AC04 ,  4F213WA22 ,  4F213WA25 ,  4F213WB01 ,  4F213WL25 ,  4F213WL29 ,  4F213WL32 ,  4F213WL74 ,  4F213WL96 ,  4G030AA08 ,  4G030AA41 ,  4G030AA67 ,  4G030CA01 ,  4G030GA07 ,  4G030GA14 ,  4G030GA19 ,  4G030GA23 ,  4G052DA02 ,  4G052DA08 ,  4G052DB12

引用特許：

審査官引用 (2件)

• セメント用材料の製造方法、セメント原料粉体、セメントの製造方法、およびセメント
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2011-098674   出願人：財団法人神奈川科学技術アカデミー, 学校法人明治大学
• 固体自由造形法を使用して三次元物体を製造するシステムおよび方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2004-311280   出願人：ヒューレット-パッカードデベロップメントカンパニーエル.ピー.