特許
J-GLOBAL ID:201503003974367728

自動変速機用油圧制御装置、及び、その製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 服部 雅紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-252155
公開番号(公開出願番号):特開2015-108422
出願日: 2013年12月05日
公開日(公表日): 2015年06月11日
要約:
【課題】 簡単な構成によって作動油の圧力を高精度に制御する自動変速機用油圧制御装置を提供する。【解決手段】 スプール30を往復移動可能に収容するバルブボディ20は、収容孔21に連通する第2供給通路24、第1排出通路26、挿入孔60などを有する。挿入孔60には、プラグ部材55を介して付勢部材40を支持する支持部材50が設けられている。支持部材50は、挿入孔60を形成する第2側壁612に当接する。挿入孔60は、収容孔21の径方向外側に環状に形成される第1窪み28及び第2窪み29を成形するとき収容孔21に挿入される成形用工具によって成形される。第2側壁612に対向する第1側壁611と第2側壁612とを接続する第1円弧面613及び第2円弧面614は、第2側壁612を含む断面形状が収容孔21に仮想中心P61を有する仮想円C61の円周の一部である円弧状となるよう形成される。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
複数の摩擦要素(13)の係合または解放により車両の自動変速を行なう自動変速機に用いられる自動変速機用油圧制御装置(1、2)であって、 少なくとも1つのランド(32、33、34)を形成するスプール(30)と、 前記スプールを摺動可能に収容する収容孔(21)、前記収容孔と外部とを連通する連通路(22、23、24、25、26、27)、及び、前記収容孔の径方向外側に環状に形成され前記収容孔と前記連通路とに連通する環状空間(28、29)を有するバルブボディ(20)と、 前記収容孔の中心軸方向に前記スプールを付勢する付勢部材(40)と、 前記付勢部材または前記スプールの一方の端部を支持する支持部材(50)と、 を備え、 前記支持部材は、前記環状空間から所定の距離(L1、L2、L3、L4)離れた前記バルブボディの所定の位置に形成され前記収容孔に連通する挿入孔(60、80)に挿入され、前記挿入孔を形成する支持面(612、812)に当接し、 前記挿入孔は、前記環状空間を前記バルブボディの径内方向から成形用工具(70、90)により成形され、前記支持面を含む断面形状が前記収容孔に中心(P61、P81)を有する円弧形状を含むよう形成されることを特徴とする自動変速機用油圧制御装置。
IPC (2件):
F16H 61/00 ,  F16K 11/07
FI (2件):
F16H61/00 ,  F16K11/07 D
Fターム (17件):
3H067AA17 ,  3H067CC32 ,  3H067CC33 ,  3H067DD05 ,  3H067DD12 ,  3H067DD33 ,  3H067EA14 ,  3H067ED10 ,  3H067ED11 ,  3H067FF11 ,  3H067GG15 ,  3H067GG22 ,  3J552PA64 ,  3J552PA67 ,  3J552QA13B ,  3J552QA26B ,  3J552QA41B
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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