特許
J-GLOBAL ID:201503004694696285

Ceの高純度回収方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 清水 千春
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-167416
公開番号(公開出願番号):特開2015-036430
出願日: 2013年08月12日
公開日(公表日): 2015年02月23日
要約:
【課題】コスト高を招く抽出溶媒法を用いることなく、短時間でCeおよびその他の希土類元素や不純物を含む原料から高純度Ceを選択的に回収することができて経済性に優れるCeの高純度回収方法を提供する。【解決手段】希土類元素として少なくともCeを含む溶液に酸化剤を供給してCeを酸化するとともに、pH調整剤を添加して当該溶液のpHを0.5〜2.5の範囲に調整することによりCeを沈澱させた後に、これを固液分離してCeの沈殿物を得るCe除去工程と、上記沈殿物を無機酸に溶解するCe溶解工程と、この溶解工程で得られたCeの溶解液にシュウ酸系または炭酸系の沈殿形成剤を添加して、上記シュウ酸系の沈殿形成剤を添加した際は上記溶解液のpHを1.0〜3.0の範囲に、上記炭酸系の沈殿形成剤を添加した際は上記溶解液のpHを3.0〜6.0の範囲に、各々調製することによりCeを沈澱させた後に、これを固液分離してCeを沈殿物として回収するCe回収工程とを備えてなる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
希土類元素として少なくともCeを含む溶液に酸化剤を供給してCeを酸化するとともに、pH調整剤を添加して当該溶液のpHを0.5〜2.5の範囲に調整することによりCeを沈澱させた後に、これを固液分離してCeの沈殿物を得るCe除去工程と、 上記沈殿物を無機酸に溶解するCe溶解工程と、 この溶解工程で得られたCeの溶解液にシュウ酸系または炭酸系の沈殿形成剤を添加して、上記シュウ酸系の沈殿形成剤を添加した際は上記溶解液のpHを1.0〜3.0の範囲に、上記炭酸系の沈殿形成剤を添加した際は上記溶解液のpHを3.0〜6.0の範囲に、各々調製することによりCeを沈澱させた後に、これを固液分離してCeを沈殿物として回収するCe回収工程と、 を備えてなることを特徴とするCeの高純度回収方法。
IPC (2件):
C22B 59/00 ,  C22B 3/44
FI (2件):
C22B59/00 ,  C22B3/00 Q
Fターム (6件):
4K001AA39 ,  4K001BA19 ,  4K001BA24 ,  4K001DB23 ,  4K001JA09 ,  4K001KA13

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