特許
J-GLOBAL ID:201503004841633252
複合型アンカー
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (4件):
村山 靖彦
, 志賀 正武
, 渡邊 隆
, 実広 信哉
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-515138
公開番号(公開出願番号):特表2015-518756
出願日: 2013年05月29日
公開日(公表日): 2015年07月06日
要約:
例えば軟組織を治療するためのアンカーを形成するために使用されるいくつかの材料は、剛性、生体吸収性及び骨誘導性を含む有益な特性を有する。しかしながら、これら材料は、可撓性を有しておらず、翼付アンカーのためにそこから可撓性を有する翼部を形成することが困難である。翼部が曲がることは、翼付アンカーにおける高固定強度を実現するために望ましい。したがって、アンカーは、複合構造を有して形成されており、この複合構造は、バイオ複合材料、生体吸収性材料、骨誘導性材料または生体適合性・非吸収性材料から形成されたコア本体と、別の撚り可撓性を有する材料から形成された翼組立体と、を有する。例にかかる複合型アンカーは、戦略的に配置されたさまざまな材料の特性を利用する。無穴準備型の例にかかる複合型アンカーは、アンカーを据え付けるまでの時間を低減する。モジュール式の例にかかる複合型アンカーは、さまざまな臨床的必要性を満たすカスタマイズ可能なアンカー法を提供する。
請求項(抜粋):
-バイオ複合材料、生体吸収性材料、骨誘導性材料及び生体適合性・非吸収性材料からなる群から選択された材料で形成されたコア本体であって、当該コア本体が、
基端部、先端部、及びこれらにわたって延在する長手方向軸と、
当該コア本体の前記基端部に配置された力受容部材であって、当該力受容部材が、挿入器に係合しかつ前記挿入器によって当該コア本体へかけられた挿入力を受けるように構成された、力受容部材と、
当該コア本体の前記先端部に配置されたチップと、
当該コア本体の前記長手方向軸に沿って前記力受容部材と前記チップとの間に延在する細長い部材と、
を備える、コア本体と、
-ポリマーで形成されたスリーブであって、前記ポリマーが、前記コア本体の材料とは異なりかつ前記材料よりも可撓性を有し、当該スリーブが、
基端部、先端部、及びこれらにわたって延在する表面と、
当該スリーブの径方向両側面に形成され、所定角度で当該スリーブの前記基端部に向けて当該スリーブの前記表面から外側へ延在する複数の翼部と、
を備える、スリーブと、
を備え、
前記スリーブが、前記コア本体の前記細長い部材回りにかつ前記コア本体の前記チップと前記力受容部材との間に嵌合されていることを特徴とする複合型アンカー。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (11件):
4C097AA01
, 4C097BB01
, 4C097CC01
, 4C097CC04
, 4C097DD01
, 4C097DD12
, 4C097EE07
, 4C097FF14
, 4C160LL21
, 4C160LL54
, 4C160LL56
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