特許
J-GLOBAL ID:201503005201179403

連続薄ストリップ鋳造の方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 鮫島 睦 ,  吉田 環 ,  新免 勝利
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-533389
公開番号(公開出願番号):特表2015-530255
出願日: 2012年09月27日
公開日(公表日): 2015年10月15日
要約:
連続薄ストリップ鋳造の方法を開示する。溶鋼を取鍋(10)からロングノズル(11)を通過させてタンディッシュ(1)の中に導入し、タンディッシュ中で外部の熱により加熱して、流出する溶鋼の温度を一定に保持する。タンディッシュが単一流路のタンディッシュであり、溶鋼はタンディッシュの片側に配置されているダンパー(2)の下を流れ、次いで、第1のバッフルダム(3)を横切り、誘導加熱機能を有する鋼の通路(4)に入り、誘導加熱された溶鋼の温度はタンディッシュに注入した溶鋼の温度よりも30〜50°C高く、次いで、加熱した溶鋼をタンディッシュの反対側に配置した出口からノズル(5)へ流出して鋳造する。また、連続薄ストリップ鋳造の装置を開示する。本出願は、連続薄ストリップ鋳造において一定温度の鋳込みを可能にし、従って薄ストリップが巻き取られる前後の間の品質差を克服し、ストリップの引き抜き速度を一定温度の方法により安定化し、湯溜まりの状態を安定化し、従って速度変化により起こる品質欠陥を減らし;溶鋼中の不純物の浮遊が促進され、従って鋳造ストリップの品質を改善し;取鍋における過熱を減らし、エネルギー消費を少なくし、溶鋼の品質を改善し、そして耐火物の損失を減少し;鋳込みの初期段階での湯溜まりの表面の冷えた鋼の形成を減らして、速やかに通常の鋳込み段階に至ることができる。
請求項(抜粋):
溶鋼を取鍋からロングノズルを通過させてタンディッシュの中に導入し、外部から加熱する方法により前記タンディッシュで前記溶鋼を加熱し、鋳込みプロセス全体において溶鋼を概ね一定の温度に保持する、連続薄ストリップ鋳造の方法。
IPC (4件):
B22D 11/10 ,  B22D 11/06 ,  B22D 41/015 ,  B22D 41/60
FI (7件):
B22D11/10 310D ,  B22D11/06 310 ,  B22D11/10 310F ,  B22D11/10 320F ,  B22D41/015 ,  B22D41/60 ,  B22D11/10 310G
Fターム (7件):
4E004DA11 ,  4E004DA21 ,  4E004NA05 ,  4E004NB07 ,  4E004NC01 ,  4E014AA01 ,  4E014DC01
引用特許:
審査官引用 (9件)
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