特許
J-GLOBAL ID:201503005589983047

低温における酵素活性を向上させた好熱菌由来酵素の改変体の取得方法、及び低温における酵素活性が向上しているサーマス・サーモフィラス由来3-イソプロピルリンゴ酸脱水素酵素の改変体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 山田 威一郎 ,  立花 顕治 ,  田中 順也 ,  松井 宏記 ,  水谷 馨也
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-040270
公開番号(公開出願番号):特開2015-164409
出願日: 2014年03月03日
公開日(公表日): 2015年09月17日
要約:
【課題】本発明の目的は、好熱菌から採取される酵素の常温以下における酵素活性を簡便に向上させる改変技術を提供することである。【解決手段】好熱菌由来の酵素において、基質結合部位及び/又は補酵素結合部位から8Åの距離に存在するアミノ酸残基に着目してアミノ酸変異を導入することによって、低温での酵素活性が向上した改変体を効率的に取得できる。【選択図】なし
請求項(抜粋):
好熱菌由来の被改変酵素を変異させることにより、低温での酵素活性が向上した改変体を取得する方法であって、 工程1:好熱菌由来の被改変酵素の立体構造を分析し、該被改変酵素の基質結合部位及び/又は補酵素結合部位から8Åの距離に存在するアミノ酸配列部位を特定する工程、 工程2:前記被変異酵素のアミノ酸配列と、前記被変異酵素と同種で常温菌由来の参照酵素のアミノ酸配列とをペアワイズアライメントにより分析し、前記工程1で特定されたアミノ酸配列部位と、前記参照酵素のアミノ酸配列においてペアワイズアライメント上で対応するアミノ酸配列部位を対比して、両者間でアミノ酸残基が一致していないアミノ酸配列部位を特定する工程、 工程3:前記被変異酵素に対して、前記工程2で特定されたアミノ酸配列部位の少なくとも1つにおいてアミノ酸の置換、欠失、又は挿入を行い、変異体を得る工程、及び 工程4:前記工程3で得られた変異体の中から、被変異酵素よりも低温での酵素活性が向上している変異体を選定する工程、 を含むことを特徴とする、改変体の取得方法。
IPC (7件):
C12N 15/09 ,  C12N 9/04 ,  C12N 1/15 ,  C12N 1/19 ,  C12N 1/21 ,  C12N 5/10 ,  C12N 9/00
FI (7件):
C12N15/00 A ,  C12N9/04 G ,  C12N1/15 ,  C12N1/19 ,  C12N1/21 ,  C12N5/00 101 ,  C12N9/00 101
Fターム (29件):
4B024AA03 ,  4B024BA08 ,  4B024CA06 ,  4B024DA06 ,  4B024EA04 ,  4B024GA11 ,  4B024HA01 ,  4B024HA06 ,  4B050CC04 ,  4B050DD02 ,  4B050EE10 ,  4B050FF01 ,  4B050FF05E ,  4B050FF09E ,  4B050FF14E ,  4B050HH01 ,  4B050LL05 ,  4B065AA26X ,  4B065AA26Y ,  4B065AA54Y ,  4B065AB01 ,  4B065AC14 ,  4B065BA01 ,  4B065BD01 ,  4B065BD09 ,  4B065BD14 ,  4B065BD15 ,  4B065BD17 ,  4B065CA28
引用特許:
審査官引用 (3件)
引用文献:
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