特許
J-GLOBAL ID:201503005906764852

感温素子および温度センサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 名古屋国際特許業務法人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-094676
公開番号(公開出願番号):特開2015-212638
出願日: 2014年05月01日
公開日(公表日): 2015年11月26日
要約:
【課題】出力線とパッド部との間の剥離を低減できる感温素子および温度センサを提供する。【解決手段】温度センサにおける感温素子3は、アルミナおよびアルミノケイ酸塩ガラスで形成された被覆部材65を備えており、被覆部材65におけるアルミナとアルミノケイ酸塩ガラスとの体積比率(アルミナ/アルミノケイ酸塩ガラス)は、30vol%/70vol%である。また、被覆部材65に含まれるアルミノケイ酸塩ガラスは、軟化点900°C以上の高耐熱ガラスである。この被覆部材65は、アルミノケイ酸塩ガラスのみで形成された被覆部材に比べて、より高温となる環境下でも、出力線5およびパッド部59を保持することができ、出力線5とパッド部59との剥離やパッド部59とセラミックス基体51との剥離を抑制できる。【選択図】図2
請求項(抜粋):
セラミックス基体と、 前記セラミックス基体上に形成された金属抵抗体層と、 前記セラミックス基体上に形成されるとともに、前記金属抵抗体層と電気的に接続された導電性を有するパッド部と、 前記パッド部の表面に接合された金属からなる出力線と、 を備える感温素子であって、 前記出力線のうち少なくとも前記パッド部上に位置する部位を被覆するように前記パッド部上に設けられる被覆部材をさらに備え、 前記被覆部材は、ガラスおよびセラミックスの混合体で形成されており、 前記被覆部材における前記セラミックスと前記ガラスとの体積比率(セラミックス/ガラス)は、3vol%/97vol%〜50vol%/50vol%の範囲内であり、 前記ガラスの軟化点または溶融点は900°C以上であること、 を特徴とする感温素子。
IPC (2件):
G01K 7/18 ,  G01K 1/12
FI (2件):
G01K7/18 B ,  G01K1/12
Fターム (1件):
2F056BP03
引用特許:
出願人引用 (7件)
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審査官引用 (6件)
  • 温度センサ素子および温度センサ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2006-006019   出願人:日本特殊陶業株式会社
  • 温度センサ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2011-070783   出願人:株式会社デンソー
  • 熱伝導性シリコーン組成物及びその硬化物
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2012-010677   出願人:信越化学工業株式会社
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