特許
J-GLOBAL ID:201503005985473042

セパレータ付燃料電池セル及びその製造方法、燃料電池スタック

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渥美 久彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-149974
公開番号(公開出願番号):特開2015-022892
出願日: 2013年07月18日
公開日(公表日): 2015年02月02日
要約:
【課題】封止材のリークパス形成を防止することにより、燃料電池セル本体とセパレータとの接合部分の信頼性を向上させることができるセパレータ付燃料電池セルを提供すること。【解決手段】本発明のセパレータ付燃料電池セル201を構成するセパレータ226は、Agを含むロウ材241で構成される接合部240を介して燃料電池セル本体に取り付けられる。セパレータ226と燃料電池セル本体との間には、ガラスを含む封止材244を有する封止部245が充填される。封止部245は、セパレータ226の第1領域242及び第2領域243の両方を被覆する。第2領域243における開口部234の開口縁、及び、第2領域243において燃料電池セル本体との距離が最大となる箇所の少なくとも一方は、R面またはC面246を有する形状となる。【選択図】図4
請求項(抜粋):
固体電解質層、前記固体電解質層の第1主面に配置された空気極及び前記固体電解質層の第2主面に配置された燃料極を有する燃料電池セル本体と、 開口部を有する枠状をなし、Agを含むロウ材で構成される接合部を介して、前記燃料電池セル本体に取り付けられるセパレータと を備えたセパレータ付燃料電池セルであって、 前記ロウ材が、前記セパレータにおいて前記開口部よりも外周側となる位置に接合され、 前記セパレータは、前記ロウ材よりも前記開口部側に位置する部分に、前記燃料電池セル本体と向かい合う第1領域と、前記第1領域の反対側に位置する第2領域とを有し、 前記セパレータにおいて前記ロウ材よりも前記開口部側に位置する部分と前記燃料電池セル本体との間に生じる隙間の少なくとも一部に、ガラスを含む封止材を有する封止部が充填され、 前記封止部は、前記第1領域及び前記第2領域の両方を被覆するものであり、 前記セパレータの前記第2領域における前記開口部の開口縁、及び、前記セパレータの前記第2領域において前記セパレータと前記燃料電池セル本体との距離が最大となる箇所の少なくとも一方は、R面またはC面を有する形状となっている ことを特徴とするセパレータ付燃料電池セル。
IPC (1件):
H01M 8/02
FI (3件):
H01M8/02 B ,  H01M8/02 E ,  H01M8/02 S
Fターム (6件):
5H026AA06 ,  5H026BB06 ,  5H026CX07 ,  5H026EE02 ,  5H026EE11 ,  5H026HH03
引用特許:
審査官引用 (1件)

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