特許
J-GLOBAL ID:201503006116138982

香箱真及びゼンマイ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 山川 政樹 ,  山川 茂樹
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-092016
公開番号(公開出願番号):特開2013-228393
特許番号:特許第5749760号
出願日: 2013年04月25日
公開日(公表日): 2013年11月07日
請求項(抜粋):
【請求項1】 時計の香箱の駆動要素(100)を製造する方法であって、前記駆動要素(100)は、所定のタイプの、螺旋状の小片からなる少なくとも1つのゼンマイ(10)と香箱真(1)を備え、前記ゼンマイ(10)は、所定の第1の幅(LI)及び第1の厚さ(EI)の第1の内側コイル(11)を備え、前記第1の内側コイル(11)は、内側端部(12)に、前記第1の内側コイル(11)を前記香箱真(1)に保持するための、所定の外形(14)を有する保持又はフック手段(13)を備えた構成になっており、上記方法は、 前記香箱真(1)を作製するために、第1の引き延ばし動作において、牽引方向に平行な軸の周りに、小さい半径(R1)と大きい半径(R2)との間の、巻貝形状の漸進的外形(30)を形成するために、バーを牽引することであって、前記漸進的外形(30)は前記大きな半径(R2)の点と前記小さな半径(R1)の点との間に段部(60)を有し、また、前記巻貝形状の漸進的外形(30)は前記内側コイル(11)のための支持セクタ(2)を備える、バーを牽引するステップと; 前記牽引方向に平行であるか又は前記牽引方向と一致している修正軸(DC)の周りでの、前記牽引したバーの第2の修正又は旋盤加工動作において、前記香箱真(1)を枢動ガイドする少なくとも1つの円筒形の肩部(5;6)を備える前記香箱真(1)の完全な外部輪郭を、機械加工又は旋盤加工することであって、前記段部(60)は、前記段部(60)を、牽引したそのままの状態で使用する場合には前記ゼンマイ(10)の前記保持若しくはフック手段(13)のための停止手段として使用され、又は、前記段部(60)を前記第2の修正又はバー旋盤加工動作中に再度機械加工する場合には、前記ゼンマイ(10)の前記保持若しくはフック手段(13)のための相補的な停止若しくはフック手段(3)として使用される、外部輪郭機械加工又は旋盤加工するステップと; 前記第2の修正動作において、前記牽引方向に平行な前記修正軸(DC)の周囲を巡る溝(44)を機械加工することにより、前記溝(44)の幅は、前記ゼンマイ(10)の前記内側コイル(11)を、前記修正軸(DC)の方向において、前記溝(44)の周囲の少なくとも1点で所定の位置に保持するために、前記修正軸(DC)の方向に沿って修正され、前記溝(44)は、前記最小半径(R1)の表面と前記最大半径(R2)の表面との間の前記段部(60)と交差しており、また、前記溝(44)は、前記溝(44)の周囲の、前記修正軸(DC)に関して前記段部(60)と実質的に直径方向に反対側の領域において、前記巻貝形状の漸進的外形(30)に実質的に接するように、機械加工するステップとから成ることを特徴とする、時計の香箱の駆動要素(100)を製造する方法。
IPC (1件):
G04B 1/18 ( 200 6.01)
FI (1件):
G04B 1/18
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特公昭45-010017
  • 特公昭42-012990
審査官引用 (4件)
  • 特公昭45-010017
  • 特公昭45-010017
  • 特公昭42-012990
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