特許
J-GLOBAL ID:201503006454545330
フィルムコンデンサ用誘電体樹脂組成物およびフィルムコンデンサ
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小柴 雅昭
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2012079601
公開番号(公開出願番号):WO2013-128726
出願日: 2012年11月15日
公開日(公表日): 2013年09月06日
要約:
誘電損失の低い、フィルムコンデンサ用誘電体樹脂組成物を提供する。 フィルムコンデンサ(1)の誘電体樹脂フィルム(3,4)を構成する樹脂組成物は、メチレン基、芳香環およびエーテル基から選ばれる、モル分極率の比較的小さい少なくとも1種の官能基を含む、第1の原子団と、水酸基、アミノ基およびカルボニル基から選ばれる、モル分極率の比較的大きい少なくとも1種の官能基を含む、第2の原子団とを備え、(第1の原子団の吸収帯強度の総和)/(第2の原子団の吸収帯強度の総和)で表わされる値が1.0以上であるという条件を満たす。ここで、各官能基の吸収帯強度として、特定の波数域で検出されるピーク強度を採用する。
請求項(抜粋):
メチレン基(CH2基)、芳香環およびエーテル基(-O-基)から選ばれる、モル分極率の比較的小さい少なくとも1種の官能基を含む、第1の原子団と、
水酸基(OH基)、アミノ基(NH基)およびカルボニル基(C=O基)から選ばれる、モル分極率の比較的大きい少なくとも1種の官能基を含む、第2の原子団と
を備え、
前記官能基の吸収帯強度として、
メチレン基に起因する吸収帯強度については、波数:3000〜2900cm-1の範囲で検出される4つのピークのうち、最も低波数側のメチレン基のピーク強度を採用し、
芳香環に起因する吸収帯強度については、波数:1650〜1550cm-1の範囲で検出されるピーク強度を採用し、
エーテル基に起因する吸収帯強度については、波数:1150〜1050cm-1の範囲および900〜800cm-1の範囲で検出される2つのピーク強度を採用し、
水酸基に起因する吸収帯強度については、波数:3700〜3400cm-1の範囲で検出されるピーク強度を採用し、
アミノ基に起因する吸収帯強度については、波数:3400〜3200cm-1の範囲で検出されるピーク強度を採用し、
カルボニル基に起因する吸収帯強度については、波数:1750〜1650cm-1の範囲で検出されるピーク強度を採用したとき、
式:(第1の原子団の吸収帯強度の総和)/(第2の原子団の吸収帯強度の総和)で表わされる値が1.0以上である、
フィルムコンデンサ用誘電体樹脂組成物。
IPC (6件):
C08G 18/58
, H01G 4/18
, C08L 71/10
, C08L 61/28
, C08L 63/00
, C08G 18/48
FI (7件):
C08G18/58
, H01G4/24 321C
, H01G4/18 301C
, C08L71/10
, C08L61/28
, C08L63/00 A
, C08G18/48 Z
Fターム (40件):
4J002BE06W
, 4J002CC04X
, 4J002CC18X
, 4J002CH08W
, 4J002GQ02
, 4J034BA03
, 4J034DA01
, 4J034DA10
, 4J034DB01
, 4J034DC02
, 4J034DG18
, 4J034DP02
, 4J034DP17
, 4J034HA01
, 4J034HA07
, 4J034HC12
, 4J034HC61
, 4J034HC64
, 4J034HC67
, 4J034HC71
, 4J034JA06
, 4J034QB03
, 4J034QB07
, 4J034QC08
, 4J034RA14
, 5E082AA01
, 5E082AB04
, 5E082BB05
, 5E082BC30
, 5E082BC40
, 5E082EE07
, 5E082EE25
, 5E082FF05
, 5E082FG06
, 5E082FG34
, 5E082GG10
, 5E082GG27
, 5E082JJ04
, 5E082JJ22
, 5E082PP10
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