特許
J-GLOBAL ID:201503006594024941

湾曲板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 伊東 忠重 ,  伊東 忠彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-155895
公開番号(公開出願番号):特開2015-171955
出願日: 2012年07月11日
公開日(公表日): 2015年10月01日
要約:
【課題】求める形状が得られる湾曲板の製造方法を提供する。【解決手段】湾曲板の製造方法は、加熱により軟化したガラス板を曲げ成形する成形工程と、曲げ成形されたガラス板の表面及び裏面を強化し、強化ガラス板10を作製する強化工程と、強化ガラス板10に局所的にレーザ光を照射し、強化ガラス板10におけるレーザ光20の照射位置を移動させ、強化ガラス板10を板厚方向に貫通するクラック30を内部残留引張応力CTによって伸展させ、強化ガラス板10から湾曲板を切り出す切断工程とを有する。切断工程は、レーザ光20によって徐冷点以下の温度で中間層17を局所的に加熱し、内部残留引張応力CTよりも小さい引張応力、又は圧縮応力を中間層17に局所的に発生させ、内部残留引張応力によるクラック30の伸展速度を制御する。【選択図】図12
請求項(抜粋):
加熱により軟化したガラス板を曲げ成形する成形工程と、 曲げ成形されたガラス板の表面及び裏面を強化し、残留圧縮応力を有する強化層としての表面層及び裏面層、並びに該表面層と裏面層の間に形成され、内部残留引張応力を有する中間層を含む強化ガラス板を作製する強化工程と、 前記強化ガラス板に局所的にレーザ光を照射し、前記強化ガラス板におけるレーザ光の照射位置を移動させ、前記強化ガラス板を板厚方向に貫通するクラックを伸展させ、前記強化ガラス板から湾曲板を切り出す切断工程とを有し、 該切断工程は、前記レーザ光によって徐冷点以下の温度で前記中間層を局所的に加熱し、前記内部残留引張応力よりも小さい引張応力、又は圧縮応力を前記中間層に局所的に発生させ、前記内部残留引張応力によるクラックの伸展速度を制御する、湾曲板の製造方法。
IPC (1件):
C03B 33/09
FI (1件):
C03B33/09
Fターム (11件):
4G015AA03 ,  4G015CA02 ,  4G015CB01 ,  4G015FA06 ,  4G015FB01 ,  4G015FC14 ,  4G059AA01 ,  4G059AB09 ,  4G059AC16 ,  4G059HB03 ,  4G059HB14

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