特許
J-GLOBAL ID:201503006645656247

電動機の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 三好 秀和 ,  岩▲崎▼ 幸邦 ,  高橋 俊一 ,  伊藤 正和 ,  高松 俊雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-264810
公開番号(公開出願番号):特開2015-122857
出願日: 2013年12月24日
公開日(公表日): 2015年07月02日
要約:
【課題】電動機に設けられる永久磁石温度、及び巻線温度を高精度に推定することが可能な電動機の制御装置を提供する。【解決手段】基本波及び高周波成分に対して、誘起電圧に対する電流の位相であるβ角、及び永久磁石の温度毎に、基本波及び高周波成分の電圧振幅を対応付けた相関データを記憶する相関データ記憶部36を有する。そして、複数周波数成分検出部26で検出される基本波、及び高調波に基づき、上記の相関データを参照して、永久磁石の温度を推定する。また、巻線温度推定部35は、磁束演算部で演算された電動機磁束、及び基本波、高調波に基づいて電機子コイルの巻線温度を推定する。そして、巻線温度推定部35は、磁石温度推定部31で用いる高調波の次数と同一、または低い次数の高調波を用いて電機子コイルの巻線温度を推定する。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
永久磁石を有するロータと、電機子コイルを有するステータとを備える電動機の駆動を制御する制御装置において、 前記電動機の駆動周波数である基本波を検出する基本波検出部と、 基本波よりも高い周波数成分を検出する高周波成分検出部と、 誘起電圧に対する電流の位相であるβ角、及び永久磁石の温度毎に、高周波成分の電圧振幅または電圧位相を対応付けた相関データを記憶する相関データ記憶部と、 前記基本波検出部で検出される基本波、及び前記高周波成分検出部で検出される高周波成分に基づき、前記相関データを参照して、前記永久磁石の温度を推定する磁石温度推定部と、 前記永久磁石の温度に基づいて、該永久磁石の磁束を演算し、更に、該永久磁石の磁束に基づいて電動機磁束を演算する磁束演算部と、 前記磁束演算部で演算された電動機磁束、基本波、及び高周波成分に基づいて前記電機子コイルの巻線抵抗、または巻線温度を推定する巻線推定部と、 を備え、 前記巻線推定部は、前記磁石温度推定部で用いる高周波成分の周波数と同一、または低い周波数成分を用いて前記電機子コイルの巻線抵抗または巻線温度を推定すること を特徴とする電動機の制御装置。
IPC (1件):
H02P 27/06
FI (1件):
H02P7/63 303V
Fターム (16件):
5H505BB06 ,  5H505CC01 ,  5H505DD08 ,  5H505EE41 ,  5H505GG04 ,  5H505HA07 ,  5H505HB01 ,  5H505JJ03 ,  5H505JJ04 ,  5H505JJ06 ,  5H505JJ17 ,  5H505LL22 ,  5H505LL34 ,  5H505LL40 ,  5H505LL45 ,  5H505MM06
引用特許:
出願人引用 (3件)

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