特許
J-GLOBAL ID:201503006669124157

官能化および分枝化されたエラストマー性コポリマーの調製方法および加硫可能なエラストマー性組成物におけるその使用

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 杉村 憲司 ,  川原 敬祐 ,  市枝 信之
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-516719
公開番号(公開出願番号):特表2015-523432
出願日: 2013年06月10日
公開日(公表日): 2015年08月13日
要約:
【課題】官能化および分枝化されたエラストマー性コポリマーの調製方法を提供する。【解決手段】上記方法は、(a)少なくとも1つの炭化水素溶剤と、少なくとも1つのリチウム系開始剤と、少なくとも1つの極性調整剤の存在下で、少なくとも1つの共役ジエンモノマーと少なくとも1つのビニルアレーンをアニオン共重合させて、エラストマー性コポリマーを含む溶液を得るステップと、(b)ステップ(a)で得たエラストマー性コポリマー中に存在するポリマー鎖の少なくとも10重量%、好ましくは20重量%〜100重量%を、エポキシド、ケトン、エステル、アルデヒドから選択される少なくとも1つの官能基を有する少なくとも1つの化合物と反応させて、官能化エラストマー性コポリマーを含む溶液を得るステップと、(c)ステップ(b)で得た溶液に、ステップ(a)で用いたリチウム系開始剤のモル量の1〜4倍、好ましくは1.5〜3倍の量のリチウム系開始剤と、一般式(I): R-Br (I)(式中、Rは直鎖または分枝C1〜C30アルキル基、好ましくは直鎖または分枝C2〜C10アルキル基;C3〜C30シクロアルキル基、好ましくはC4〜C10シクロアルキル基;C6〜C30アリール基、好ましくはC6〜C12アリール基を表わす)を有する臭素化棒物を添加するステップと、を含む。【選択図】なし
請求項(抜粋):
官能化および分枝化されたエラストマー性コポリマーの調製方法であって、 (a)少なくとも1つの炭化水素溶剤と、少なくとも1つのリチウム系開始剤と、少なくとも1つの極性調整剤の存在下で、少なくとも1つの共役ジエンモノマーと少なくとも1つのビニルアレーンをアニオン共重合させて、エラストマー性コポリマーを含む溶液を得るステップと、 (b)ステップ(a)で得たエラストマー性コポリマーに存在するポリマー鎖の少なくとも10重量%を、エポキシド、ケトン、エステル、アルデヒドから選択される少なくとも1つの官能基を有する少なくとも1つの化合物と反応させて、官能化エラストマー性コポリマーを含む溶液を得るステップと、 (c)ステップ(b)で得た溶液に、ステップ(a)で用いたリチウム系開始剤のモル量の1〜4倍の量のリチウム系開始剤と、一般式(I): R-Br (I) (式中、Rは直鎖または分枝C1〜C30アルキル基、C3〜C30シクロアルキル基、C6〜C30アリール基を表わす)を有する臭素化合物を添加するステップと、を含む方法。
IPC (6件):
C08C 19/18 ,  C08F 8/24 ,  C08F 4/48 ,  C08L 15/02 ,  C08K 3/04 ,  C08K 3/36
FI (6件):
C08C19/18 ,  C08F8/24 ,  C08F4/48 ,  C08L15/02 ,  C08K3/04 ,  C08K3/36
Fターム (25件):
4J002AC121 ,  4J002DA036 ,  4J002DA047 ,  4J002DJ016 ,  4J002EV047 ,  4J002EV327 ,  4J002FD010 ,  4J002FD016 ,  4J002FD147 ,  4J002FD150 ,  4J015DA02 ,  4J100AB02Q ,  4J100AS02P ,  4J100BB03H ,  4J100BC04H ,  4J100BC54H ,  4J100CA04 ,  4J100CA31 ,  4J100DA01 ,  4J100DA30 ,  4J100FA03 ,  4J100HA61 ,  4J100HC05 ,  4J100HC39 ,  4J100JA29
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (3件)

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