特許
J-GLOBAL ID:201503007003045631

背景抽出装置、主成分分析装置及び主成分分析プログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 山田 威一郎 ,  立花 顕治 ,  田中 順也 ,  松井 宏記 ,  山下 未知子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-056631
公開番号(公開出願番号):特開2015-179413
出願日: 2014年03月19日
公開日(公表日): 2015年10月08日
要約:
【課題】主成分分析に要する計算負荷を低減する。【解決手段】N個のP次元のベクトルに対し、固有ベクトルu1(N),・・・,uM(N)を算出する主成分分析装置が提供される。一部のL個のベクトルの共分散行例CLが導出され、固有ベクトルu1(L),・・・,uM(L)が算出される。k=L+1,・・・,Nに対し、以下の処理が繰り返される。ベクトルVkに基づいて、固有ベクトルu1(k-1),・・・,uM(k-1)に直交する単位ベクトルが算出され、固有ベクトルuM+1(k-1)として設定される。ベクトルV1,・・・,Vkの共分散行列Ckとして近似的に、固有ベクトルu1(k-1),・・・,uM+1(k-1)を用いて、M+1次元の共分散行列Ck’が導出される。共分散行列Ck’の固有ベクトルが算出され、P次元の固有ベクトルu1(k),・・・,uM(k)に変換される。【選択図】図2
請求項(抜粋):
対象画像の背景を抽出する背景抽出装置であって、 N枚(Nは、2以上の整数)のテスト画像にそれぞれ対応するN個のP次元(Pは、3以上の整数)のテストベクトルV1,V2,・・・,VNを主成分分析することにより、M個(Mは、M+1<Pを満たす整数)の固有ベクトルu1(N),u2(N),・・・,uM(N)を算出する主成分分析部と、 前記対象画像に対応する対象ベクトルをM個の固有ベクトルu1(N),u2(N),・・・,uM(N)の線形結合として近似し、前記線形結合を前記対象画像の背景に対応する背景ベクトルとして設定する近似部と、 を備え、 前記主成分分析部は、 テストベクトルV1,V2,・・・,VL(Lは、L<Nを満たす自然数)の共分散行例CLを導出する初期共分散行列導出部と、 共分散行列CLのM個の固有ベクトルu1(L),u2(L),・・・,uM(L)を算出する初期固有ベクトル算出部と、 k=L+1,L+2,・・・,Nに対し順次、 テストベクトルVkに基づいて、M個の固有ベクトルu1(k-1),u2(k-1),・・・,uM(k-1)に直交する単位ベクトルを算出し、M+1番目の固有ベクトルuM+1(k-1)として設定する固有ベクトル追加部と、 テストベクトルVkに基づいて、テストベクトルV1,V2,・・・,Vkの共分散行列Ckとして近似的に、M+1個の固有ベクトルu1(k-1),u2(k-1),・・・,uM+1(k-1)を用いて、M+1次元の共分散行列Ck’を導出する低次元共分散行列導出部と、 共分散行列Ck’のM個の(M+1)次元の固有ベクトルを算出し、M個のP次元の固有ベクトルu1(k),u2(k),・・・,uM(k)に変換する固有ベクトル更新部と を有する、 背景抽出装置。
IPC (2件):
G06T 7/20 ,  G06T 7/00
FI (2件):
G06T7/20 Z ,  G06T7/00 300F
Fターム (6件):
5L096FA19 ,  5L096FA33 ,  5L096HA03 ,  5L096HA04 ,  5L096JA11 ,  5L096KA04

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