特許
J-GLOBAL ID:201503007486475542

油製造のための正圧下でのバイオマス合成ガス精製方法およびそのシステム構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 尾崎 隆弘
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-549314
特許番号:特許第5829341号
出願日: 2012年10月26日
請求項(抜粋):
【請求項1】 油を製造するために正圧下でバイオマス合成ガスを精製する方法であって、 酸化ファンを使用して高温熱分解ガス化炉を通気させる工程と、 前記高温熱分解ガス化炉で生成された高温合成ガスを高温水冷煙道(1)を通り水冷式急冷塔(2)へ導入する工程と、そこで水が高温合成ガスに噴霧されて、スラグの一部が急冷され、 前記水冷式急冷塔(2)からの合成ガスを水管式排熱ボイラ(3)および熱管式排熱ボイラ(4)へ導入する工程と、そこで排熱は2箇所において2つの圧力で回収され、副産物の中圧蒸気および低圧蒸気が外部装置へ送り込まれ、熱管型排熱ボイラ(4)により重質タールが凝集させられて回収され、 前記熱管型排熱ボイラ(4)からの合成ガスを充填材無しベンチュリースクラバ(5)へ導入して、合成ガスを洗浄すると共に、ダストを除去する工程と、 前記ベンチュリースクラバ(5)からの合成ガスを湿式電気集塵装置(6)へ送り、更にダストおよびタールを除去し精製する工程と、 適合合成ガスを湿式ガスタンク(7)へ送り貯蔵し、或いは下流工程へ送り使用する工程と を含み、 前記高温熱分解ガス化炉で生成された高温合成ガスは、温度が1000〜1100°Cであり、ダスト含有量が20g/Nm3未満であり、タール含有量が3g/Nm3未満であり、 前記高温合成ガスは前記ガス化炉の上部から出て、高温水冷煙道(1)を通り、水冷式急冷塔(2)に導入され、そこで水が噴霧されて合成ガスの温度を800±20°Cに低下させると共にスラグを凝集させ、 前記合成ガスは水管型排熱ボイラ(3)に導入されて中温排熱が回収され、内部で生成された中圧蒸気は外部装置へ送り込まれ、前記水管型排熱ボイラを流出する合成ガスの温度は450±20°Cであり、 次に合成ガスは熱管型排熱ボイラ(4)へ送られて低温排熱が回収され、内部で生成された低圧蒸気は外部装置へ送り込まれ、合成ガスが前記熱管型排熱ボイラで冷却されると同時に、重質タールが分離されてシュートにより回収され、前記熱管型排熱ボイラを流出する合成ガスの温度は200±10°Cに低下し、 次に合成ガスは充填材がないベンリュリースクラバ(5)へ送られ、合成ガスを洗浄し、ダストを除去し、合成ガスの温度を更に低下させることにより、大部分のダスト、タール液滴、および水溶性ガスが洗浄液に入り取り除かれ、 洗浄後の合成ガスの温度は45±2°Cであり、合成ガスは湿式電気集塵装置(6)へ送られて内部のダストおよびタールを更に取り除くことにより、合成ガスはダスト含有量およびタール含有量が10mg/Nm3未満、温度が45°C未満、顕熱回収率が80%を超え、 フレア(8)が前記湿式ガスタンク(7)と並列連結されて排ガスを燃焼させる方法。
IPC (3件):
C10K 1/02 ( 200 6.01) ,  C10K 1/04 ( 200 6.01) ,  C10K 1/10 ( 200 6.01)
FI (3件):
C10K 1/02 ,  C10K 1/04 ,  C10K 1/10
引用特許:
出願人引用 (6件)
  • 合成ガスの製造方法
    公報種別:公表公報   出願番号:特願2009-530345   出願人:ケロッグブラウンアンドルートエルエルシー
  • ガス化システム及びその使用法
    公報種別:公表公報   出願番号:特願2009-508305   出願人:シエル・インターナシヨネイル・リサーチ・マーチヤツピイ・ベー・ウイ
  • 特開昭53-102906
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審査官引用 (6件)
  • 合成ガスの製造方法
    公報種別:公表公報   出願番号:特願2009-530345   出願人:ケロッグブラウンアンドルートエルエルシー
  • ガス化システム及びその使用法
    公報種別:公表公報   出願番号:特願2009-508305   出願人:シエル・インターナシヨネイル・リサーチ・マーチヤツピイ・ベー・ウイ
  • 特開昭53-102906
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