特許
J-GLOBAL ID:201503007623233888

薬剤移送装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 横井 健至 ,  横井 知理 ,  横井 宏理
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2012058841
公開番号(公開出願番号):WO2013-150576
出願日: 2012年04月02日
公開日(公表日): 2013年10月10日
要約:
開示の薬剤移送装置(1)は、簡易な構造を採用したことにより実現される容易な操作によって、注射筒(6)・薬剤容器(2)間を閉鎖系で接続し、当該閉鎖系を介して、注射筒(6)・薬剤容器(2)間の薬剤移送を行う。薬剤移送装置(1)は、薬剤容器(2)の栓(4)側と接続される第一の部材(8)と、一端で第一の部材(8)に接続され、他端で注射筒(6)に接続される第二の部材(30)とを有する。第一の部材(8)と第二の部材(30)とは、嵌合機構によって接続される。第二の部材(30)が備える第二の中空針部材(34)は、第一の部材(8)に向けて、先端部(36)及び根元部(38)を固定される。第一の部材(8)は、第一の中空針部材(12)を有する。第一の部材(8)及び第二の部材(30)は、それぞれ弾力性部材(18、40)を有し、第一の部材(8)及び第二の部材(30)は、これら弾力性部材(18、40)を当接させた状態で接続され、当該接続状態において、第二の中空針部材(34)は、これら弾力性部材(18、40)を貫通し、第一の中空部材(12)内へ挿通される。薬剤移送装置(1)は、第一の中空針部材(12)及び第二の中空針部材(34)を介して、薬剤容器(2)・注射筒(6)間における薬剤移送を行う。
請求項(抜粋):
薬剤容器の栓側と接続される第一の部材と、一端で該第一の部材に接続され、他端で注射筒に接続される第二の部材と、を有する、前記薬剤容器と前記注射筒との間で薬剤の移送を行う薬剤移送装置であって、 前記第一の部材が、該第一の部材と前記第二の部材とを接続するための嵌合機構の雄部を有し、前記第二の部材が、該嵌合機構の雌部を有し、前記雄部と前記雌部とを嵌合させることによって、前記第一の部材と第二の部材とが接続され、 前記第二の部材が、 前記第一の部材側に向けて先端部が配置され、前記注射筒側に向けて根元部が配置されると共に、根元部が前記注射筒との接続部位に固定され、根元部及び先端部に薬剤を移送するための孔を備える第二の中空針部材と、 前記第二の中空針部材が貫通可能な第二の弾力性部材と、を有し、 前記第二の中空針部材の先端部が、前記第二の弾力性部材に挿された状態で支持され、 前記第一の部材が、 前記第二の中空針部材が貫通可能な第一の弾力性部材と、 前記薬剤容器の栓側に向けて先端部が配置され、前記第二の部材側に向けて根元部が配置されると共に、前記第二の中空針部材の外径より内径が大きく、根元部及び先端部に、薬剤を移送するための孔を備えた第一の中空針部材と、を有し、 前記第一の中空針部材の根元部側の孔が、前記第一の弾力性部材によって塞がれ、 前記第一の部材と前記第二の部材とが接続された場合、 前記第一の弾力性部材と前記第二の弾力性部材とが当接した状態において、前記第二の中空針部材が、該前記第一の弾力性部材と第二の弾力性部材とを貫通すると共に、前記薬剤容器の栓に挿通された前記第一の中空針部材内に挿通され、 前記第一の中空針部材及び該第一の中空針部材内に挿通された前記第二の中空針部材を介して、前記薬剤容器と前記注射筒との間で薬剤の移送を行うことを特徴とする薬剤移送装置。
IPC (1件):
A61J 3/00
FI (1件):
A61J3/00 314C
Fターム (8件):
4C047AA05 ,  4C047AA11 ,  4C047BB11 ,  4C047CC03 ,  4C047EE10 ,  4C047HH01 ,  4C047HH03 ,  4C047HH10

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