特許
J-GLOBAL ID:201503007813598490

スカンジウム回収方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 正林 真之 ,  林 一好
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-100217
公開番号(公開出願番号):特開2014-218719
特許番号:特許第5652503号
出願日: 2013年05月10日
公開日(公表日): 2014年11月20日
請求項(抜粋):
【請求項1】スカンジウム、アルミニウム及びクロムを含有するニッケル酸化鉱を硫酸とともに加圧容器に装入し、高温高圧下で浸出液と浸出残渣とに固液分離する浸出工程と、 前記浸出液に中和剤を加え、中和澱物と中和後液とを得る中和工程と、 前記中和後液に硫化剤を添加し、ニッケル硫化物と硫化後液とに分離する硫化工程と、 前記硫化後液をキレート樹脂に接触させて前記スカンジウムを前記キレート樹脂に吸着させ、スカンジウム溶離液を得るイオン交換工程と、 前記スカンジウム溶離液を抽出剤に接触させ、逆抽出液を得る溶媒抽出工程と、 前記逆抽出液に中和剤又はシュウ酸を加え、沈澱物を得るスカンジウム沈澱工程と、 前記沈殿物を乾燥し、焙焼して、酸化スカンジウムを得る焙焼工程とを含み、 前記キレート樹脂は、イミノジ酢酸を官能基とする樹脂であり、 前記イオン交換工程は、 前記硫化後液を前記キレート樹脂に接触させて前記スカンジウムを前記キレート樹脂に吸着させる吸着工程と、 前記吸着工程でスカンジウムを吸着したキレート樹脂に0.1N以下の硫酸を接触させ、前記吸着工程で前記キレート樹脂に吸着したアルミニウムを除去するアルミニウム除去工程と、 前記アルミニウム除去工程を経たキレート樹脂に0.3N以上3N未満の硫酸を接触させ、前記スカンジウム溶離液を得るスカンジウム溶離工程と、 前記スカンジウム溶離工程を経たキレート樹脂に3N以上の硫酸を接触させ、前記吸着工程で前記キレート樹脂に吸着したクロムを除去するクロム除去工程と を含む、スカンジウム回収方法。
IPC (5件):
C22B 59/00 ( 200 6.01) ,  C22B 3/04 ( 200 6.01) ,  C22B 3/26 ( 200 6.01) ,  C22B 3/42 ( 200 6.01) ,  C22B 3/44 ( 200 6.01)
FI (6件):
C22B 59/00 ,  C22B 3/00 A ,  C22B 3/00 J ,  C22B 3/00 M ,  C22B 3/00 Q ,  C22B 3/00 R
引用特許:
出願人引用 (2件)

前のページに戻る