特許
J-GLOBAL ID:201503008050991177

レベルと周波数依存利得を有する補聴器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 奥村 義道
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-527584
公開番号(公開出願番号):特表2015-529413
出願日: 2013年08月14日
公開日(公表日): 2015年10月05日
要約:
難聴を補償するため改良されたオープンイヤー補聴器は、入射音を拾って、これを電気的音響信号に変換するためのマイクロホン11を備える。マイクロホンにより拾われた入射音に応じて1つ以上の周波数帯域内で増幅された出力音を生成するために、人の外耳道35内に配置可能な耳挿入体37が設けられる。耳挿入体の拡声器29による増幅音出力の前記帯域中の利得はユーザーの難聴特性及び入射音の音圧レベルに依存する。耳挿入体の形態は、入射音が鼓膜において耳挿入体からの増幅音出力と合算される際、入射音を直接、鼓膜39に伝送できるものである。音出力は、低入射音圧レベルで最大であり、入射音がカットオフレベルを超えると、最小となる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
人の耳の難聴性を補償するためのオープンイヤー補聴器であって、該オープンイヤー補聴器は、 人の耳によって受容されるように入射音を拾い、これを電気音響信号に変換するための入力手段; 前記入力手段によって拾われた入射音に応じて音出力を生成するために人の外耳道内に配置可能な出力変換器を含む出力手段であって、該出力手段は入射音を直接、鼓膜に伝達できる形態を有し、鼓膜において入射音は前記出力変換器からの音出力と結合し、入射音と前記前記出力手段からの音出力との結合は、前記補聴器の着用者が知覚する音になる前記出力手段;及び 前記入力手段からの電気的音響信号を処理するための信号処理手段であって、前記出力変換器からの音出力の特性は、前記信号処理手段で少なくとも一部測定され、該信号処理手段は、入射音と結合する音出力中に下記i)〜iii)の特性: i)音出力はユーザーの難聴特性(hearing loss characteristics)に応じて設定された周波数帯域内で増幅される、 ii)前記周波数帯域内での増幅音出力の利得は入射音の音圧レベルに依存する、 iii)入射音圧レベルが、設定したカットオフレベルを超えると、出力変換器は実質的に音出力を生成せず、これにより、着用者が知覚する音は、ほぼ完全に、直接鼓膜に到達する入射音となる、 を生成する前記信号処理手段; を含む前記オープンイヤー補聴器。
IPC (1件):
H04R 25/00
FI (3件):
H04R25/00 J ,  H04R25/00 L ,  H04R25/00 M
引用特許:
審査官引用 (1件)

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