特許
J-GLOBAL ID:201503008061780453

ロータリ圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 酒井 宏明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-007304
公開番号(公開出願番号):特開2015-135090
出願日: 2014年01月17日
公開日(公表日): 2015年07月27日
要約:
【課題】噴射孔の配置可能領域が広く、噴射孔の径を大きくすることができて必要なインジェクション流量を確保することができるロータリ圧縮機を得ること。【解決手段】中間仕切板に、第1及び第2作動室に連通する縦方向の噴射孔と、該噴射孔に連通し冷媒を前記第1及び第2作動室にインジェクションするためのインジェクション管を嵌合させる横孔とを設け、前記噴射孔の直径をφ0.8mmより大きくφ1.4mm以下の範囲とし、第1及び第2環状ピストンが前記第1及び第2シリンダ内を公転して前記噴射孔を開閉させると共に、前記噴射孔を前記第1及び第2作動室の両方に開口させる第1及び第2環状ピストンの公転角度範囲を0°より大きく6°以下の範囲とした。【選択図】図5
請求項(抜粋):
上部に冷媒の吐出部が設けられ下部に冷媒の吸入部が設けられ密閉された縦置き円筒状の圧縮機筐体と、 前記圧縮機筐体の下部に配置され、環状の第1及び第2シリンダと、軸受部及び吐出弁部を有し前記第1及び第2シリンダの端部を閉塞する下、上端板と、前記第1及び第2シリンダ間に配置され両者間を仕切る中間仕切板と、前記軸受部に支持された回転軸の第1及び第2偏芯部に嵌合され前記第1及び第2シリンダのシリンダ内周面に沿って該シリンダ内を公転し前記シリンダ内周面との間に第1及び第2作動室を形成する第1及び第2環状ピストンと、前記第1及び第2シリンダに設けられた第1及び第2ベーン溝内から前記第1及び第2作動室内に突出して前記第1及び第2環状ピストンに当接し該第1及び第2作動室を第1及び第2吸入室と第1及び第2圧縮室とに区画する第1及び第2ベーンと、を備え、前記吸入部を通して冷凍サイクルの低圧側から冷媒を吸入し、前記圧縮機筐体内を通して前記吐出部から冷媒を吐出する第1及び第2の圧縮部と、 前記圧縮機筐体の上部に設置され、前記回転軸を介して前記圧縮部を駆動するモータと、 を備えるロータリ圧縮機において、 前記中間仕切板に、前記第1及び第2作動室に連通する縦方向の噴射孔と、該噴射孔に連通し冷媒を前記第1及び第2作動室にインジェクションするためのインジェクション管を嵌合させる横孔とを設け、 前記噴射孔の直径をφ0.8mmより大きくφ1.4mm以下の範囲とし、 前記第1及び第2環状ピストンが前記第1及び第2シリンダ内を公転して前記噴射孔を開閉させると共に、前記噴射孔を前記第1及び第2作動室の両方に開口させる第1及び第2環状ピストンの公転角度範囲を0°より大きく6°以下の範囲とした、 ことを特徴とするロータリ圧縮機。
IPC (3件):
F04C 23/00 ,  F04C 18/356 ,  F04C 29/12
FI (3件):
F04C23/00 F ,  F04C18/356 J ,  F04C29/12 D
Fターム (10件):
3H129AA04 ,  3H129AA09 ,  3H129AA13 ,  3H129AB03 ,  3H129AB11 ,  3H129BB31 ,  3H129CC04 ,  3H129CC06 ,  3H129CC23 ,  3H129CC64
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特許第3979407号
  • 特開昭61-197792

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