特許
J-GLOBAL ID:201503008123303907

プレート式熱交換器の洗浄装置および洗浄方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 岡田 全啓 ,  竹中 俊夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-161563
公開番号(公開出願番号):特開2015-031458
出願日: 2013年08月02日
公開日(公表日): 2015年02月16日
要約:
【課題】プレート式熱交換器を分解することなく伝熱プレートが取り付けられた状態で高い洗浄効果が得られるようにして、工期の短縮とメンテナンスコストの低減を図る。【解決手段】洗浄液を貯留する洗浄液貯留タンクと、洗浄液を所定の温度に加温するヒーターと、洗浄液をプレート式熱交換器の流路に循環させる洗浄液循環ポンプと、プレート式熱交換器の通路の一端側より挿入され、ブロー洗浄水を一定幅の供給範囲の流路に局所的に供給するように形成され、供給範囲を通路に沿って移動させることができる移動式ブロー洗浄機構とを備え、所定温度に加温された薬液をプレート式熱交換器の流路に所定時間循環させることによって薬液洗浄した後に、薬液を中和処理してブロー洗浄水を生成し、プレート式熱交換器の一定幅の供給範囲の流路に生成されたブロー洗浄水を循環させることを、移動式ブロー洗浄機構を順次移動させながら繰り返すことによって全ての流路をブロー洗浄するようにした【選択図】図1
請求項(抜粋):
熱交換を行う流体を通す開口部を有する複数の伝熱プレートをガスケットを介して積層することによって隣り合う伝熱プレート間に流路が形成され、隣り合う流路に対して異なる流体が流れるように構成されたプレート式熱交換器を、分解することなく前記伝熱プレートが取り付けられた状態で洗浄する装置であって、 前記プレート式熱交換器の流路を洗浄する洗浄液を貯留する、洗浄液貯留タンクと、 前記洗浄液を所定の温度に加温する、ヒーターと、 前記洗浄液を前記プレート式熱交換器の流路に循環させる、洗浄液循環ポンプと、 前記積層された伝熱プレートの開口部が連通して形成される通路の一端側より挿入され、前記通路にブロー洗浄水を供給するブロー洗浄水供給配管と、前記ブロー洗浄水供給配管の先端部に固定され、前記通路において一定距離離れた2箇所の伝熱プレートの開口部をシールする仕切板とを有し、前記ブロー洗浄水供給配管により供給されるブロー洗浄水を前記プレート式熱交換器の流路における一定幅の供給範囲に局所的に供給するように形成され、前記ブロー洗浄水の供給範囲を前記通路に沿って移動させることができる、移動式ブロー洗浄機構と、 を備え、 前記洗浄液貯留タンクにおいて前記ヒーターにより所定温度に加温された薬液を生成し、前記生成された薬液を前記洗浄液循環ポンプにより前記プレート式熱交換器の流路を所定時間循環させることによって薬液洗浄した後に、前記移動式ブロー洗浄機構により前記プレート式熱交換器の一定幅の供給範囲の流路にブロー洗浄水を循環させることを、前記移動式ブロー洗浄機構を順次移動させながら繰り返すことによって前記プレート式熱交換器の全ての流路をブロー洗浄するようにしたことを特徴とする、プレート式熱交換器の洗浄装置。
IPC (1件):
F28G 9/00
FI (1件):
F28G9/00 L
引用特許:
審査官引用 (8件)
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