特許
J-GLOBAL ID:201503008331955683

オーステナイト系ステンレス鋼溶接材料

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 千原 清誠 ,  杉岡 幹二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-196473
公開番号(公開出願番号):特開2015-062910
出願日: 2013年09月24日
公開日(公表日): 2015年04月09日
要約:
【課題】優れた耐ポリチオン酸SCC性と高温強度を有するとともに、優れた時効特性及び耐溶接割れ性と経済性も有するオーステナイト系ステンレス鋼溶接材料の提供。【解決手段】C≦0.02%、Si≦2%、Mn≦10%、Ni:10〜40%、Cr:15〜25%、Cu:1.5〜5%、Al≦0.05%、Nb:0.2〜1.0%及びN:0.1%を超えて0.45%以下と、残部がFe及び不純物とからなり、〔40≧Ni+0.31Mn+22C+14.2N+Cu-Cr-1.5Si-2Nb≧-2〕かつ〔Cu-10C-(Nb/10)≧1.3〕で、不純物中のP≦0.03%、S≦0.02%及びO≦0.02%である化学組成を有するオーステナイト系ステンレス鋼溶接材料。Feの一部に代えて、特定量のMo、Co、W、V、Ti、Ta、B、Ca、Mg及びREMから選択される1種以上を含有してもよい。【選択図】なし
請求項(抜粋):
質量%で、C:0.02%以下、Si:2%以下、Mn:10%以下、Ni:10〜40%、Cr:15〜25%、Cu:1.5〜5%、Al:0.05%以下、Nb:0.2〜1.0%およびN:0.1%を超えて0.45%以下と、 残部がFeおよび不純物とからなり、 下記の(1)式および(2)式で表されるFn1およびFn2が、それぞれ、40≧Fn1≧-2およびFn2≧1.3であり、 不純物としてのP、SおよびOがそれぞれ、P:0.03%以下、S:0.02%以下およびO:0.02%以下である化学組成を有することを特徴とする、オーステナイト系ステンレス鋼溶接材料。 Fn1=Ni+0.31Mn+22C+14.2N+Cu-Cr-1.5Si-2Nb・・・(1)、 Fn2=Cu-10C-(Nb/10)・・・(2)。 ただし、(1)式および(2)式中の元素記号は、その元素の質量%での含有量を表す。
IPC (1件):
B23K 35/30
FI (2件):
B23K35/30 320B ,  B23K35/30 320D
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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