特許
J-GLOBAL ID:201503008560593230

緩み止めリング

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三村 秀一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-216358
公開番号(公開出願番号):特開2015-078744
出願日: 2013年10月17日
公開日(公表日): 2015年04月23日
要約:
【課題】雄ねじに締め込む力の強さによって変形することのない強度を備えると共にたとえ雄ねじに締め込んで使用した後でも雄ねじから取り外して再使用することが可能な緩み止めリングを提供する。【解決手段】緩み止めリングRは、一端面30aにボルトのねじ穴31と同心的に環状凹部33を形成したフリクションリング30と、環状凹部に固定し、中心穴36の内周縁の一部に内径がボルトのねじ山の外径より小さいばね係合部35aを備えた板リング35を備え、フリクションリングは、ねじ回し工具を外周部30cに係止して回転操作できる必要最小限に薄肉な環状鋼材で形成し、他端面30bには凹凸の刻み面40を設け、ボルトに対して緩む方向に回転すると、一端面において板リングの内周縁がボルトのねじ溝に食い込んでねじ山を弾力的に強圧すると同時に他端面においても刻み面がナット20の締付端面20aに当接して相乗的に大きな摩擦トルクを発生する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
ボルトにナットをねじ戻し可能に螺合してねじ込み位置を調整しながら締結部材を所定セット位置に位置決め調整し終わると、該ナットを前記ボルトに締め込んでから、前記ナットの締付端面に締着して締め込みが緩む方向の回転を規制する緩み止めリングであって、 前記ボルトの雄ねじ部が螺合するねじ穴を板厚方向に設け、一端面に該ねじ穴と同心的に環状凹部を形成したフリクションリングと、該環状凹部に固定し、中心穴の内周縁の一部に内径が前記ボルトのねじ山の外径より小さいばね係合部を備えた弾性を有する板リングを備え、 前記フリクションリングは、 ねじ回し工具を外周部に係止して回転操作できる必要最小限に薄肉な環状鋼材で形成し、他端面には凹凸の刻み面を設け、 前記ボルトに対して緩む方向に回転すると、一端面において、前記板リングのばね係合部が前記ボルトのねじ溝に食い込んでねじ山を弾力的に強圧すると同時に、他端面においても、前記刻み面が前記ナットの締付端面に当接し、相乗的に大きな摩擦トルクを発生してなることを特徴とする、緩み止めリング。
IPC (2件):
F16B 39/14 ,  F16B 39/02
FI (2件):
F16B39/14 ,  F16B39/02 Z

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