特許
J-GLOBAL ID:201503008625428801
内燃機関の排気装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
中村 広希
, 碓氷 裕彦
, 大庭 弘貴
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-084329
公開番号(公開出願番号):特開2015-129520
出願日: 2015年04月16日
公開日(公表日): 2015年07月16日
要約:
【課題】ワッシャとシャフトとの間の熱膨張差や熱変形等を考えると、圧入はできないため、ガスシールが不足し、高温の排気ガスが、排気ガス流路からシャフトとブッシュとの間の隙間を通ってハウジングの外部へ漏出するという課題があった。【解決手段】ターボチャージャのタービンには、スクロール切替弁のバルブ11の回転軸であるシャフト13を回転可能に支持する円筒状のブッシュ14に対して、ブッシュ14のガスシール面84をシャフト13の軸受座面78に押し付ける側に付勢する付勢力(回転軸方向に付勢するバネ荷重)を発生する板バネ21を備えた排気ガスシール構造が採用されているので、バルブアーム12のシャフト13とブッシュ14との間で十分なガスシール性能を発揮する。よって、ハウジング4内の排気ガス流路42からシャフト13とブッシュ14との間の隙間を通って外部へ排気ガスが漏出するのを確実に防止できる。【選択図】図3
請求項(抜粋):
(a)内燃機関から排出された排気ガスが流通する流路を有するハウジングと、
(b)このハウジングにより円周方向を取り囲まれるとともに、軸線方向に延びる筒状の軸受と、
(c)前記ハウジングの内部に収容されて、前記流路を開閉するバルブと、
(d)前記軸受に回転可能に支持されて、前記バルブの回転軸であるシャフトと、
(e)このシャフトと前記軸受との間に形成される隙間をシールするシール手段とを備えた内燃機関の排気装置において、
前記シャフトは、前記軸受の内部に嵌挿される径大軸部と、この径大軸部よりも外径の小さい径小軸部と、前記径大軸部と前記径小軸部との間に設けられ、前記シャフトの回転軸方向に対して垂直な環状の座面を形成する段差とを有すると共に、
前記軸受は、前記径小軸部の外周に嵌合し、且つ前記段差を覆う環状の被覆部を有しており、
前記被覆部は、前記軸受に一体形成され、且つ内側面には前記座面に対して軸方向から当接する環状の端面が設けられており、
前記シール手段は、前記端面を前記座面に押し付ける側に付勢する弾性部材を有し、
前記シャフトは、前記軸受との間に空隙を有しつつ、当該シャフトの回転軸方向に対して垂直な径方向の外側に向かって突出するフランジ部を備えることを特徴とする内燃機関の排気装置。
IPC (2件):
FI (2件):
F02B39/00 E
, F02B37/18 C
Fターム (9件):
3G005DA02
, 3G005EA04
, 3G005EA15
, 3G005EA16
, 3G005FA32
, 3G005GB24
, 3G005GB28
, 3G005GB52
, 3G005GB62
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