特許
J-GLOBAL ID:201503008960849048

OCTプローブ用のモノリシックのビーム成形光学系および方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 柳田 征史 ,  佐久間 剛
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-503484
公開番号(公開出願番号):特表2015-518393
出願日: 2013年03月27日
公開日(公表日): 2015年07月02日
要約:
非対称の屈折力を有する透明な円筒状ハウジングを備えた光コヒーレンストモグラフィ(OCT)プローブ用の、モノリシックのビーム成形光学系および方法が開示される。この系は、折返し光軸と、傾斜した平面端部壁(160)に隣接して光ファイバの端部を支持する少なくとも1つの位置合わせ機構とを備えた、透明モノリシック体(110)を含む。モノリシック体はさらに、物体面と画像面とを画成する、全内部反射表面(170)とレンズ表面(204)とを含む。光ファイバ端部からの光は、レンズ表面と画像面との間に存在している円筒状ハウジングを含む、光路を通過する。レンズ表面自体が、またはレンズ表面と反射(例えばTIR)表面とを組み合わせたものが、円筒状ハウジングの非対称の屈折力を実質的に補正するよう構成され、それにより画像面(IMP)の位置に実質的に回転対称の像点(380)が形成される。
請求項(抜粋):
非対称の屈折力を備えた円筒状本体を有する光コヒーレンストモグラフィ(OCT)の透明ハウジング内で使用するのに適した、中心軸と端部とを有する光ファイバを支持するビーム成形光学系において、 光軸と、外面と、対向する前方端部および後方端部とを有する透明モノリシック体であって、前記後方端部から前記光軸に沿って順に、 前記光ファイバの前記中心軸が前記光軸と実質的に同軸上に位置合わせされるように、前記光ファイバを動作可能に支持するよう構成された、少なくとも1つの位置合わせ機構、 前記少なくとも1つの位置合わせ機構の終端の、傾斜した平面端部壁の位置にある、凹部、 折返し光軸を形成する、前記前方端部に位置する反射表面であって、好適には全内部反射(TIR)である、反射表面、および、 前記折返し光軸に沿って前記モノリシック体に一体的に形成されたレンズ表面であって、前記前方端部に隣接する前記外面の一部を構成する、レンズ表面、 と共に一体的に形を成したものである、透明モノリシック体、 を備え、さらに、 a)前記レンズ表面のみが、屈折力を有し、かつ前記OCTの透明ハウジングの前記非対称の屈折力を実質的に補償するように構成されている、または b)前記レンズ表面および前記反射表面の夫々が、屈折力を有し、かつ前記OCTの透明ハウジングの前記非対称の屈折力を実質的に補償するように協働して構成されている、 ことを特徴とするビーム成形光学系。
IPC (1件):
A61B 1/00
FI (1件):
A61B1/00 300T
Fターム (3件):
4C161CC07 ,  4C161FF40 ,  4C161MM10
引用特許:
審査官引用 (1件)

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