特許
J-GLOBAL ID:201503009319254668

液状媒質の元素組成の発光分析方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 龍華国際特許業務法人
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-552152
公開番号(公開出願番号):特表2015-507188
出願日: 2012年12月26日
公開日(公表日): 2015年03月05日
要約:
本発明は、工学物理分野に関し、特に、スペクトル源として液体放電を利用して液状媒質の元素組成を判断するスペクトル法に関する。方法は、液状媒質の元素組成の判断に利用することができる。利用可能分野としては、公衆給水施設の水処理システム、原子力及び火力発電産業、化学産業、食糧産業処理(たとえば水質管理)、環境監視等が含まれる。提案される、液状媒質の元素組成の発光分析方法における技術的成果は、計測結果が長く安定して再生可能になり、且つ、デバイスの長期的な動作信頼性が向上することである。提案されている液状媒質の元素組成の発光分析方法は、電解セル構造の部材に形成されたダイアフラム開口の体積に電流搬送チャネルを形成することにより、分析対象の液体に局所的な放電を開始させる段階と、生成された、判断対象の化学元素の発光スペクトルを検出する段階とを備える。判断対象の化学元素は、まず、電流搬送チャネルに、局所的放電を開始させるには不十分な電流で堆積されてから、電流の方向を変えて、電流の強度を増させて局所的放電を開始させ、分析対象の液体に生成された発光を、判断対象の化学元素の発光スペクトルとして検出することで、結果が得られる。堆積における電流の強度は、判断対象の元素と、判断対象の元素の液体における濃度とに従って選択される。【選択図】図3
請求項(抜粋):
液状媒質の元素組成の発光分析方法であって、 電解セル構造の部材に形成されたダイアフラム開口の体積に電流搬送チャネルを形成することにより、分析対象の液体に局所的な放電を開始させる段階と、生成された、判断対象の化学元素の発光スペクトルを検出する段階とを備え、 前記判断対象の化学元素を、まず、前記電流搬送チャネルに、局所的放電を開始させるには不十分な電流で堆積させてから、前記電流の方向を変えて、前記電流の強度を増大させて局所的放電を開始させ、前記分析対象の液体に生成された発光を、前記判断対象の化学元素の発光スペクトルとして検出する、発光分析方法。
IPC (1件):
G01N 21/67
FI (1件):
G01N21/67 C
Fターム (10件):
2G043AA01 ,  2G043BA01 ,  2G043CA03 ,  2G043EA09 ,  2G043GA07 ,  2G043GB19 ,  2G043JA01 ,  2G043KA02 ,  2G043KA03 ,  2G043LA01
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開昭53-029792
審査官引用 (2件)
  • 特開昭53-029792
  • 特開昭53-029792
引用文献:
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