特許
J-GLOBAL ID:201503009420790466

透明多孔体の細孔パラメータの算出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人 谷・阿部特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-265918
公開番号(公開出願番号):特開2015-121492
出願日: 2013年12月24日
公開日(公表日): 2015年07月02日
要約:
【課題】透明多孔体の透過率を測定するだけで、平均細孔半径、細孔数密度、比表面積などの細孔パラメータの概算値を簡易に短時間に得ることができる。【解決手段】本発明の透明多孔体の細孔パラメータの算出方法は、平行平板状に加工された透明多孔体の平行平板厚と空隙率とを入力し、可視領域において波長掃引して測定された透明多孔体の透過率スペクトルを入力し、透過率スペクトルの対数を取って透明多孔体の平行平板厚で除した値を、透明多孔体の骨格部材の屈折率で除した波長の逆4乗に対してプロットし、線型回帰分析して、傾きパラメータと縦軸切片を算出し、縦軸切片から空気と多孔体界面とにおける反射率を算出し、前記多孔体界面での反射率から前記透明多孔体の実効屈折率を算出し、傾きパラメータから、透明多孔体の平均細孔半径並びに細孔数密度を算出することを特徴とする。【選択図】図1
請求項(抜粋):
分光光度計に接続されたコンピュータにより、透明多孔体の細孔パラメータを算出する方法であって、 平行平板状に加工された前記透明多孔体の平行平板厚と空隙率とを、予め前記コンピュータに入力するステップと、 前記分光光度計において測定した前記透明多孔体の透過率スペクトルを、前記コンピュータに入力するステップであって、前記透過率スペクトルは、可視領域において波長掃引して測定される、ステップと、 前記透過率スペクトルの対数を取って前記透明多孔体の平行平板厚で除した値を、前記透明多孔体の骨格部材の屈折率で除した波長の逆4乗に対してプロットするステップと、 前記プロットした前記透過率スペクトルの対数を取って前記平行平板厚で除した値を、線型回帰分析して、傾きパラメータと縦軸切片を算出するステップと、 前記縦軸切片から空気と多孔体界面とにおける反射率を算出するステップと、 前記多孔体界面での反射率から前記透明多孔体の実効屈折率を算出するステップと、 前記傾きパラメータから、前記透明多孔体の平均細孔半径並びに細孔数密度を算出するステップと、 を含むことを特徴とする方法。
IPC (1件):
G01N 21/27
FI (1件):
G01N21/27 Z
Fターム (12件):
2G059AA03 ,  2G059BB08 ,  2G059BB15 ,  2G059DD01 ,  2G059EE01 ,  2G059EE12 ,  2G059FF09 ,  2G059HH02 ,  2G059JJ01 ,  2G059MM01 ,  2G059MM02 ,  2G059MM10

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