特許
J-GLOBAL ID:201503009473699770

内燃機関の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 高橋 英樹 ,  高田 守 ,  大西 秀和
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-557284
特許番号:特許第5786970号
出願日: 2012年02月08日
請求項(抜粋):
【請求項1】 吸気通路に配置され、吸入空気を過給するコンプレッサと、排気通路に配置され、排気エネルギーにより作動するタービンとを備えるターボ過給機と、 前記吸気通路に配置され、吸入空気量を調整するスロットルバルブと、 前記タービンの上流側において前記排気通路から分岐し、前記タービンの下流側において前記排気通路に再び合流する排気バイパス通路と、 前記排気バイパス通路を開閉可能なウェイストゲートバルブと、 定常状態における機関負荷率とスロットル開度との関係を定めた定常特性として、大気圧が所定値よりも高い高大気圧下で使用する高大気圧時定常特性と、大気圧が前記所定値以下となる低大気圧下で使用する低大気圧時定常特性とを有し、大気圧が前記所定値よりも高いか否かに応じて、前記高大気圧時定常特性と前記低大気圧時定常特性との間で前記定常特性を切り替える定常特性切替手段と、 所定速度よりも低い変化速度で吸入空気量を増加させる要求が出された場合に、前記定常特性切替手段によって選択された前記高大気圧時定常特性または前記低大気圧時定常特性とこの場合の目標機関負荷率とに基づいて得られる目標スロットル開度となるように、スロットル開度を制御する第1スロットル制御手段と、 前記低大気圧下であって前記所定速度以上の変化速度で吸入空気量を増加させる要求が出された場合に、前記定常特性切替手段によって選択された前記低大気圧時定常特性とこの場合の目標機関負荷率とに基づいて得られる値よりも大きな目標スロットル開度となるように、スロットル開度を制御する第2スロットル制御手段と、 を備え、 前記低大気圧時定常特性は、中負荷率領域において前記高大気圧時定常特性と比べて同一の機関負荷率に対応するスロットル開度が小さく設定され、かつ、前記中負荷率領域よりも高負荷率側の領域において全負荷に向けて機関負荷率が高くなるほどスロットル開度が大きくなるように設定されており、 前記低大気圧時定常特性が使用される状況下において、前記中負荷率領域において前記高大気圧時定常特性と比べて同一の機関負荷率に対応するスロットル開度が小さく制御されることに伴って、前記ウェイストゲートバルブの開度を閉じ側の値に制御するWGV制御手段を更に備えることを特徴とする内燃機関の制御装置。
IPC (2件):
F02D 23/00 ( 200 6.01) ,  F02B 37/18 ( 200 6.01)
FI (2件):
F02D 23/00 F ,  F02B 37/18 A
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (5件)
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