特許
J-GLOBAL ID:201503009723668263

到来時刻推定装置、コンピュータプログラム及び到来時刻推定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人 志賀国際特許事務所
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-116068
公開番号(公開出願番号):特開2012-242361
特許番号:特許第5704714号
出願日: 2011年05月24日
公開日(公表日): 2012年12月10日
請求項(抜粋):
【請求項1】 電磁波の伝搬路に前記電磁波を反射又は吸収する物体が無い解析空間において、所定の送信位置から電磁波が送信された際に、予め定められた受信位置における電界及び磁界の時間応答をシミュレーションする時間応答算出部と、 電磁波の伝搬路に前記物体が存在する解析空間において、前記送信位置から電磁波が送信された際に、前記受信位置における電界及び磁界の時間応答をシミュレーションする伝搬路応答算出部と、 前記時間応答算出部によって算出された電界の時間応答及び前記伝搬路応答算出部によって算出された電界の時間応答に基づいて、前記受信位置に前記電磁波が到来した時刻を推定し、前記時間応答算出部によって算出された磁界の時間応答及び前記伝搬路応答算出部によって算出された磁界の時間応答に基づいて、前記受信位置に前記電磁波が到来した時刻を推定し、前記二つの推定結果に基づいて最終的に前記時刻を推定する到来時刻判定部と、 を備え、 前記到来時刻判定部は、 前記伝搬路応答算出部によって算出された前記電界及び磁界の時間応答それぞれについて電界強度及び磁界強度のピークを検出するピーク検出部と、 前記ピーク検出部によって検出された電界強度のピーク及び磁界強度のピークと、それぞれが検出された時刻とに基づいて、前記時間応答算出部によって算出された前記電界及び磁界の時間応答それぞれをピーク部分の波形と近い形状となるように複数の態様で変形し、電界と磁界それぞれについて複数の変形応答を算出する変形応答算出部と、 前記複数の変形応答それぞれについて、前記ピーク部分の波形との類似度を表す評価値を算出し、評価値に基づいて電界と磁界それぞれについて前記変形応答を選択する評価値算出部と、 電界について選択された前記変形応答に基づいて電界の時間応答に基づいた前記時刻を推定し、磁界について選択された前記変形応答に基づいて磁界の時間応答に基づいた前記時刻を推定し、二つの推定結果に基づいて最終的に前記時刻を推定する到来時刻推定部と、 を備える到来時刻推定装置。
IPC (1件):
G01R 29/08 ( 200 6.01)
FI (1件):
G01R 29/08 Z
引用特許:
審査官引用 (1件)

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