特許
J-GLOBAL ID:201503010225522480

セキュアなデータ処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人川口國際特許事務所
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-517709
公開番号(公開出願番号):特表2015-525542
出願日: 2013年06月17日
公開日(公表日): 2015年09月03日
要約:
本発明は、クライアントおよびサーバがそれぞれn個のインデックス付きビットを含む2進符号を保有し、クライアントまたはサーバの一方が他方の符号に関する情報を取得することなしに、入力としてクライアントおよびサーバの2進符号をもつ関数を評価することを備える、2つの2進入力をもつサブ関数の線形結合として記述された関数の評価が実施されるセキュアなデータ処理方法であって、サーバがn個のインデックス付き値をランダムに生成し、関数を取得するためにサブ関数に適用された線形結合と同じ線形結合を用いてこれらの値の線形結合を計算するステップと、クライアントが、サーバの符号のインデックスと同じインデックスをもつビットおよびクライアントの2進符号の前記ビットで評価された対応するサブ関数の値によって増加された、クライアントの符号のビットと同じインデックスをもつランダムに生成された値を含む中間データ項目をサーバから取得するために、クライアントの2進符号の各ビットに対して、気づかれない転送技術を実施するステップと、クライアントが、2個の2進符号での関数の評価によって増加された、ランダムに生成された値の線形結合を含む最終結果を取得するような方法で関数を取得するために、サブ関数に適用された線形結合と同じ線形結合を用いて、クライアントのあらゆる2進符号に対する中間データの線形結合を実行するステップとを備えることを特徴とするデータ処理方法に関する。
請求項(抜粋):
クライアント(C)がn個のインデックス付きビット(x1,...,xn)を含む2進符号(X)を有し、サーバ(S)がn個のインデックス付きビット(y1,...,yn)を含む2進符号(Y)を有し、クライアント(C)もサーバ(S)も他方の符号に関する情報を得ることなしに、入力としてクライアントの2進符号(X)およびサーバの2進符号(Y)を用いる関数(F)の評価を備える、2つの2進入力を有するサブ関数(fi)の線形結合として記述された関数(F)の評価が実行されるデータを処理するセキュアな方法であって、 サーバがn個のインデックス付き値(ri)をランダムに生成し、関数(F)を取得するためにサブ関数(fi)に適用された線形結合と同じ線形結合と共にこれらの値の線形結合(R)を計算するステップd)と、 クライアントの2進符号(Y)の各ビット(yi)に対して、クライアントが、サーバの符号のうち同じインデックスをもつビットとクライアントの2進符号の前記ビットとにおいて評価された対応するサブ関数の値(fi(xi,yi))に加算された、クライアントの符号のビット(yi)と同じインデックスをもつランダムに生成された値(ri)を含む中間データをサーバから取得するために紛失通信の技術を利用するステップe)と、 2つの2進符号における関数の評価に加算された、ランダムに生成された値(r1,...,rn)の線形結合(R)を含む最終結果(RF)を取得するために、クライアントがクライアントの2進符号のあらゆるビット(yi)に対して、関数(F)を取得するためにサブ関数に適用された線形結合と同じ線形結合を用いて、中間データの線形結合を行うステップf)と、 を備えることを特徴とする、データを処理するセキュアな方法。
IPC (2件):
H04L 9/32 ,  G06T 7/00
FI (2件):
H04L9/00 673D ,  G06T7/00 510D
Fターム (9件):
5B043AA09 ,  5B043BA04 ,  5B043CA09 ,  5B043FA07 ,  5B043GA01 ,  5J104AA02 ,  5J104AA12 ,  5J104AA20 ,  5J104PA07
引用文献:
審査官引用 (2件)

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