特許
J-GLOBAL ID:201503010759721615
ネットワーク輻輳回避システム及び方法
発明者:
,
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
伊東 忠重
, 伊東 忠彦
, 石原 隆治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-110856
公開番号(公開出願番号):特開2015-226235
出願日: 2014年05月29日
公開日(公表日): 2015年12月14日
要約:
【課題】 網サービス提供者の設備の設定変更を行うことなく、IPネットワーク上でのコンテンツデータ配信の輻輳を回避する。【解決手段】 本発明は、送信端末(送信サーバ)を収容する端末収容装置から送出された試験パケットに基づいて、論理ネットワークの可用帯域をユーザ拠点に設置した受信端末を収容する端末収容装置で測定し、通信品質管理装置において、測定した可用帯域の変化または、新規受信端末の接続の際に、送信サーバからコンテンツデータを送信する論理ネットワークの可用帯域が所定の余裕値以上となるように論理ネットワークを決定し、送信側端末を収容する端末収容装置に収容変更を指示し、送信側端末を収容する端末収容装置において収容先の論理ネットワークを変更する。【選択図】 図10
請求項(抜粋):
コンテンツデータ配信時の輻輳を回避するネットワーク輻輳回避システムであって、
網サービスのユーザ拠点内に設置されコンテンツを送出する1台以上の送信側端末と、
前記網サービスのユーザ拠点内に視聴者毎に設置され、前記コンテンツを受信する受信端末と、
網サービスの提供者側の拠点内に設置され、前記コンテンツデータを格納したIPパケットを転送する1台以上のデータ転送装置と、
前記網サービスのユーザ拠点内に設置され、前記送信側端末または前記受信側端末をサブネットワークを介して接続し、さらに、該網サービスのユーザ拠点と前記網サービスの提供者側の拠点とを接続する物理的なIPネットワークである足回り回線を介して前記データ転送装置と接続される端末収容装置と、
いずれか1つの前記網サービスのユーザ拠点内の前記端末収容装置に前記サブネットワークを介して接続される通信品質管理装置と、
を有し、
前記データ転送装置は、
当該データ転送装置内部に1つまたは複数個の仮想的なデータ転送ノード(以下、「論理ノード」と記す)を生成し、さらに、他のデータ転送装置上の論理ノードと自身の内部の論理ノードとを接続する論理リンクを構築して、自身が1台または複数台接続された物理ネットワーク上に論理ノードとそれらを接続する論理リンクの集合からなるネットワーク(以下、「仮想ネットワーク」と記す)を1つ、または複数個重畳して構築し、さらに、前記端末収容装置と物理的に直結されているデータ転送装置においては、自身の内部の論理ノードと該端末収容装置との間に該仮想ネットワーク毎に該仮想ネットワークに対応した論理リンクを構築することによって、論理ノードと、該論理ノード同士を接続する論理リンクと、該論理ノードと該端末収容装置を接続する論理リンクの集合によって構成されるネットワーク(以下、「論理ネットワーク」と記す)を形成し、
前記受信側端末を収容する端末収容装置は、
送信側端末を収容する端末収容装置から送出された、自装置と他の端末収容装置との間の論理ネットワークの可用帯域を測定するための試験パケットに基づいて、前記論理ネットワークの可用帯域を測定し、可用帯域情報を前記通信品質管理装置に通知する可用帯域情報通知手段を有し、
前記通信品質管理装置は、
各送信側端末を収容する端末収容装置に対して、可用帯域測定指示を送出する可用帯域測定指示手段と、
前記受信端末を収容する端末収容装置から前記可用帯域情報を受信して、前記可用帯域が所定の余裕値以上となるように、前記送信側端末を収容する各端末収容装置における、送信側端末を接続している各サブネットワークを収容する論理ネットワークを決定し、決定した論理ネットワークに収容替えする収容指示を、該送信側端末を収容する各端末収容装置に対して送出する収容変更指示手段と、
を有し、
前記送信側端末を収容する端末収容装置は、
前記通信品質管理装置からの前記可用帯域測定指示に基づいて前記試験パケットを、前記受信側端末を収容する端末収容装置に送信する可用帯域測定手段と、
前記通信品質管理装置からの前記収容指示に基づいて、前記送信側端末を接続している各サブネットワークを収容する論理ネットワークを動的に変更する収容ネットワーク変更手段と、
を有することを
特徴とする輻輳回避システム。
IPC (3件):
H04L 12/729
, H04L 12/70
, H04L 12/715
FI (3件):
H04L12/729
, H04L12/70 D
, H04L12/715
Fターム (7件):
5K030HA08
, 5K030HC01
, 5K030HC20
, 5K030HD07
, 5K030HD09
, 5K030LC01
, 5K030LC09
引用文献:
前のページに戻る