特許
J-GLOBAL ID:201503010952330428

切削インサート

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 志賀 正武 ,  高橋 詔男 ,  増井 裕士 ,  細川 文広
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-125831
公開番号(公開出願番号):特開2015-000446
出願日: 2013年06月14日
公開日(公表日): 2015年01月05日
要約:
【課題】耐熱合金切削における熱損傷と切屑の打撃による欠けを防ぐ。【解決手段】表裏の多角形面2の一方がすくい面、他方が着座面とされ、切刃5の主切刃5Bはコーナ刃5Aの一端から順にすくい角一定の第1領域Lと、すくい角が小さくなる第2領域Mと、第1領域Lより小さなすくい角で一定の第3領域Nを備え、多角形面2には突部11と突起12が切刃5と間隔をあけて形成され、突部11は切刃5よりも突出してインサート厚さ方向に垂直な頂面11Aと頂面11Aに向かうに従い多角形面2の内側に向けて傾斜する周面11Bを備えて平面視にコーナ刃5Aに臨む突端部11Cを有し、突起12は表面が凸曲面状で突出高さが突部11より低く主切刃5Bより高くされ、突端部11Cに対しコーナ刃5Aとは反対側に位置するとともに突起12の少なくとも一部が第2領域Mの内側に位置している。【選択図】図4
請求項(抜粋):
表裏の多角形面と、これらの多角形面の周りに配置される側面とを有する多角形板状のインサート本体を備え、 上記多角形面のそれぞれと上記側面との交差稜線部には切刃が形成され、 上記切刃は、上記インサート本体の表裏に位置する上記多角形面の少なくとも1つずつのコーナ部に配置されて該多角形面に対向するインサート厚さ方向から見た平面視に凸曲線状をなすコーナ刃と、このコーナ刃の少なくとも一端から延びる主切刃とを備え、 上記多角形面は互いに、一方の多角形面がすくい面とされたときに他方の多角形面が着座面とされる切削インサートであって、 上記主切刃は、上記コーナ刃の一端から離間する方向に向けて順に、すくい角が一定とされた第1領域と、この第1領域から離間するに従いすくい角が小さくなる第2領域と、上記第1領域よりも小さな角度ですくい角が一定とされた第3領域とを備え、 上記多角形面にはそれぞれ、該多角形面から上記インサート厚さ方向に突出する突部と突起とが上記切刃と間隔をあけて形成されていて、 上記突部は、上記多角形面のそれぞれにおいて、該多角形面の上記切刃よりも突出して上記インサート厚さ方向に垂直な1つの平面上に配置される頂面と、各多角形面から上記頂面に向かうに従い該多角形面の内側に向かうように傾斜する周面とを備えて、上記平面視において上記コーナ刃に臨む突端部を有し、 上記突起は、表面が凸曲面状であって、上記多角形面のそれぞれにおいて、上記インサート厚さ方向への突出高さが上記突部の頂面よりも低く、上記主切刃よりは高くされており、上記平面視において、上記突部の上記突端部に対して上記主切刃に沿った方向に上記コーナ刃とは反対側に位置するとともに、該突起の少なくとも一部が、上記多角形面における上記主切刃の第2領域の内側に位置していることを特徴とする切削インサート。
IPC (2件):
B23B 27/22 ,  B23B 27/14
FI (2件):
B23B27/22 ,  B23B27/14 C
Fターム (2件):
3C046CC06 ,  3C046JJ02

前のページに戻る