特許
J-GLOBAL ID:201503011088715122

冗長化した安全装置の処理を同期化させる装置およびシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 松本 隆 ,  後藤 直哉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-140388
公開番号(公開出願番号):特開2015-014863
出願日: 2013年07月04日
公開日(公表日): 2015年01月22日
要約:
【課題】 安全装置に割り込み使用制限がある場合であっても、複雑な処理や、特別な装置を追加することなく、簡単な構成により冗長化された安全装置の同期を取る。【解決手段】 マスタ同期信号出力部103は、マスタ安全装置の安全処理の処理周期に同期したマスタ同期信号を信号線3A-3-2に出力する。スレーブ安全装置3A-3-3Aにおいて、スレーブタイマ201は、当該スレーブ安全装置の安全処理の処理周期の計時を繰り返す。スレーブ処理起動部202は、スレーブタイマ201が処理周期の計時を行う毎に当該スレーブ安全装置の安全処理を起動する。同期化制御部203は、信号線3A-3-2にマスタ同期信号が出力された時点のスレーブタイマ201のタイマ値に基づいてスレーブタイマ201に計時させる処理周期を増加または減少させ、当該スレーブ安全装置の安全処理の処理周期をマスタ同期信号に同期させる。【選択図】図2
請求項(抜粋):
マスタ安全装置とスレーブ安全装置とからなる複数の安全装置を有し、前記複数の安全装置が共通の機器を対象とした周期的な安全処理を繰り返す安全ドライブ装置において、 前記マスタ安全装置と前記スレーブ安全装置は信号線を介して接続され、 前記マスタ安全装置は、当該マスタ安全装置の安全処理の処理周期に同期したマスタ同期信号を前記信号線に出力するマスタ同期信号出力手段を有し、 前記スレーブ安全装置は、当該スレーブ安全装置の安全処理の処理周期の計時を繰り返すスレーブタイマと、前記スレーブタイマが前記処理周期の計時を行う毎に当該スレーブ安全装置の安全処理を起動するスレーブ処理起動手段と、前記信号線に前記マスタ同期信号が出力された時点の前記スレーブタイマのタイマ値に基づいて前記スレーブタイマに計時させる処理周期を増加または減少させることにより、当該スレーブ安全装置の安全処理の処理周期を前記マスタ同期信号に同期させる同期化制御手段を有することを特徴とする安全ドライブ装置。
IPC (1件):
G06F 9/52
FI (1件):
G06F9/46 475Z

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