特許
J-GLOBAL ID:201503011230258036

循環型浸透圧発電システムおよび作業媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人スズエ国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-239335
公開番号(公開出願番号):特開2015-098833
出願日: 2013年11月19日
公開日(公表日): 2015年05月28日
要約:
【課題】低コストで運転可能な浸透圧発電システム及び作業媒体を提供する。【解決手段】第1の温度区と第2の温度区とを区分する臨界温度で第1の相と第2の相とに相転移し、前記第1の温度区では第1の液体と第2の液体と液-液相互溶解した2成分混合溶液の状態であり、前記第2の温度区では前記第1の液体と前記第2の液体とが相分離した状態である作業媒体;処理容器と、前記処理容器内を第1の室と第2の室とに区画する浸透膜と、前記第1の室に前記第1の液体を流入させる第1の流入口と、前記第2の室に、前記第2の液体を流入させる第2の流入口と混合溶液が流出する流出口とを備え、前記第1の温度区の温度下に置かれる浸透圧発生器1;前記混合溶液の流れで発電するタービン2;前記混合溶液を収容するタンク3;前記混合溶液を分離する分離塔4;及び前記分離塔又は前記浸透圧発生器に収容された液体を前記臨界温度以上に加熱する熱源5;を備える。【選択図】図1
請求項(抜粋):
作業媒体を利用して発電する循環型浸透圧発電システムであって: 第1の温度区と第2の温度区とを区分する臨界温度で、第1の相と第2の相とに相転移し、前記第1の温度区では、第1の液体と第2の液体と液-液相互溶解した2成分混合溶液の状態であり、当該第2の温度区では、前記第1の液体と前記第2の液体とが相分離した状態である、臨界温度を有する作業媒体; 処理容器と、前記処理容器内を第1の室と第2の室とに区画する浸透膜と、前記第1の室が位置する前記処理容器に設けられ前記第1の液体が流入する第1の流入口と、前記第2の室が位置する前記処理容器に設けられ前記第2の液体が流入する第2の流入口と、前記第2の室が位置する前記処理容器に設けられ、前記第1の室から前記浸透膜を透過する前記第1の液体の一部分と前記第2の液体とが前記第2の室において混合して液-液相互溶解した混合溶液が流出する流出口とを備え、前記作業媒体の前記第1の温度区の温度下に置かれる浸透圧発生器; 前記浸透圧発生器の前記第2の室から前記流出口を通して流出した前記混合溶液の流れで発電するタービン; 前記タービンを稼働した前記混合溶液を収容するタンク; 前記タンクから流出した前記混合溶液を前記第2の温度区の温度で前記第1の室に再流入される前記第1の液体と前記第2の室に再流入される前記第2の液体とに分離する分離塔;および 前記分離塔および前記浸透圧発生器の何れか一方に取り付けられ、前記分離塔または前記浸透圧発生器に収容された液体を前記臨界温度以上に加熱する熱源; を具備する循環型浸透圧発電システム。
IPC (4件):
F03G 7/00 ,  B01D 61/00 ,  F03G 6/00 ,  F01K 27/00
FI (4件):
F03G7/00 G ,  B01D61/00 500 ,  F03G6/00 511 ,  F01K27/00 Z
Fターム (14件):
3G081BA01 ,  3G081BC17 ,  4D006GA14 ,  4D006HA22 ,  4D006JA27A ,  4D006JA29A ,  4D006JA51Z ,  4D006JA56Z ,  4D006MA02 ,  4D006MC18 ,  4D006MC54 ,  4D006PA05 ,  4D006PB14 ,  4D006PC80

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