特許
J-GLOBAL ID:201503011250463736

固形分の付着防止構造を備えるマイクロ波濃度計

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 藤原 康高 ,  服部 直美
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-137227
公開番号(公開出願番号):特開2015-010957
出願日: 2013年06月28日
公開日(公表日): 2015年01月19日
要約:
【課題】測定対象液を流す測定管の開口部に対向して設けるマイクロ波濃度計のマイクロ波送信/受信アンテナの窓面、及びその近傍の測定管内面に測定対象液に含まれる固形分が付着することを抑制する固形分の付着防止構造を備えるマイクロ波濃度計を提供する。【解決手段】送信アンテナは、アンテナ11と、円柱型のアンテナ円柱窓部12と、アンテナ円柱窓部の先端部を相通する穴を備える金属ベース板13と、ドーナツ型の面状ヒータ22と、温度センサ27と、アンテナ固定金具21と、ヒータ押さえ金具23と、を備えるヒータ部20と、を備え、ヒータ部及びアンテナ円柱窓部を一体で金属ベース板に締め付け、面状ヒータからの発熱を金属ベース板及び測定管の管壁に熱伝導するとともに、金属ベース板とアンテナ円柱窓部との密着面をOリングによりシールするようにしたことを特徴とする。【選択図】図1
請求項(抜粋):
測定管の管壁の開口部に対向して設けるマイクロ波濃度計のマイクロ波送信アンテナと受信アンテナの窓面、及び当該窓面近傍の測定管内壁に測定対象液の固形分が付着することを抑制する付着防止構造を備えるマイクロ波濃度計であって、前記測定対象液を流す測定管と、前記測定管の管壁の対向する開口部に備える送信アンテナ及び受信アンテナと、 を備え、 前記送信アンテナ及び受信アンテナの夫々は、アンテナと、 一端を前記アンテナに面接し、多端を前記測定対象液に接液させ、その中間部分にリブを設け、当該接液面を対向する前記アンテナの中心を結ぶ軸に垂直な平面形状とする誘電体で成型された円柱型のアンテナ円柱窓部と、 前記開口部の周囲に固着して設けられ、一方の面を前記測定管の内壁面と同じ形状の円筒面形状とし、他方の面の中央部にOリング溝を備え、前記アンテナ円柱窓部の先端部を相通する穴を備え、前記先端部の外周縁と当該穴の外周縁の交差する2点が当接するように設けられる金属ベース板と、 外径を前記金属ベース板の径とし、その内径を前記アンテナ円柱窓部の円柱の径以上としたドーナツ型の面状ヒータと、前記面状ヒータに密着して設けられる温度センサと、前記面状ヒータ及び前記リブを前記測定管の外側から前記金属ベース板に締め付け固定するアンテナ固定金具と、前記面状ヒータを前記測定管の外側から予め前記アンテナ固定金具に固定しておくヒータ押さえ金具と、を備えるヒータ部と、を備え、 前記リブの寸法は、前記アンテナ円柱窓部の近傍に設けられる前記Oリング溝に挿入されるOリングのリング径以上の外径とし、 前記ヒータ部及び前記アンテナ円柱窓部を一体で前記金属ベース板に固定ネジで締め付け、前記面状ヒータ、前記アンテナ固定金具及び前記金属ベース板の接触面を密着させて、前記面状ヒータからの発熱を前記金属ベース板及び前記測定管の管壁に熱伝導するとともに、前記金属ベース板と前記アンテナ円柱窓部との密着面を前記Oリングによりシールするようにしたことを特徴とする固形分の付着防止構造を備えるマイクロ波濃度計。
IPC (1件):
G01N 22/00
FI (2件):
G01N22/00 F ,  G01N22/00 Z

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