特許
J-GLOBAL ID:201503011344370236

延長された行程を有する可変形態ディフューザおよびその制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 小野 新次郎 ,  小林 泰 ,  竹内 茂雄 ,  山本 修 ,  串田 幸一
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-515298
公開番号(公開出願番号):特表2015-524033
出願日: 2013年11月04日
公開日(公表日): 2015年08月20日
要約:
遠心圧縮機とともに使用するための改善された可変形態ディフューザ(VGD)機構である。このVGD機構は、ディフューザギャップ内に実質的に完全に延在しており、VGD機構が他の運転機能をより完全に制御するように使用され得るようになっている。VGD機構は、圧縮機停止中に、ディフューザギャップを通る冷媒ガスの逆流を防止することによって、圧縮機停止中の圧縮機バックスピンおよび関連する過渡的な荷重を最小化するために使用することが可能であり、それは、ディフューザリングの完全な延長によって、ディフューザギャップが実質的に遮蔽されるので、防止される。起動中に、負荷およびインペラ速度が増加するときにディフューザギャップを通るガスフローが妨げられるので、過渡的なサージおよびストールも効果的に排除することが可能であり、それによって、低い速度における起動負荷によって引き起こされる問題を軽減する。VGD機構は、同様に、容量制御のために使用し、低い負荷において、より効果的なターンダウンを実現することが可能である。【選択図】図3
請求項(抜粋):
遠心圧縮機のための可変形態ディフューザ(110)であって、回転可能に装着され第1の位置と第2の位置との間で可動な駆動リング(850)であって、駆動リングの周縁に配置されているカムトラック(862)を含む、駆動リング(850)と、前記駆動リングを第1の位置から第2の位置へ移動させるように前記駆動リングに取り付けられているアクチュエータ(811)と、前記駆動リングに接続されている駆動ピン(140)と、前記駆動ピンに接続され、前記駆動リング(850)の前記カムトラック内に装着されているカムフォロワ(200)と、前記駆動ピンに接続され、前記駆動リングが回転したとき軸線方向に移動するように装着され、ディフューザギャップ(134)の中を可動であるディフューザリング(830)とを有しており、改善は、 前記ディフューザリング(830)が、L字形状の断面を有し、前記L字形状の断面は、第1のフランジ(833)と第2のフランジ(835)とを有しており、前記第1のフランジ(833)は、前記ディフューザギャップ内のガスフローに対して垂直に、ディフューザプレート(120)に向かって前記ディフューザギャップ(134)内に延長可能であり、前記第2のフランジ(835)は、前記第1のフランジに対して実質的に垂直であり、前記第2のフランジは、作動手段の取り付けのために十分なサイズのものであり、前記作動手段は、駆動リング(850)を含む機構であり、前記駆動リング(850)は、カムトラックと、前記カムトラック(862)内の駆動ピン(140)とを有しており、前記第1のフランジ(833)は、低減された面積を有し、それによって、前記ディフューザギャップ内のガスフローから前記延長されたディフューザリングにかかる荷重を低減し、低減された前記荷重は、より速い作動機構を生成すること、および、 制御装置は、前記ディフューザギャップ内の前記ディフューザリングの位置を決定すること を特徴とする、可変形態ディフューザ(110)。
IPC (2件):
F04D 29/46 ,  F04D 27/02
FI (3件):
F04D29/46 H ,  F04D27/02 B ,  F04D27/02 E
Fターム (22件):
3H021AA01 ,  3H021BA25 ,  3H021CA05 ,  3H021CA08 ,  3H021CA09 ,  3H021DA13 ,  3H021EA04 ,  3H021EA10 ,  3H021EA16 ,  3H130AA12 ,  3H130AB27 ,  3H130AB46 ,  3H130AC11 ,  3H130BA03B ,  3H130BA66B ,  3H130BA71B ,  3H130CA08 ,  3H130DF01X ,  3H130DF03X ,  3H130EA03A ,  3H130EA03B ,  3H130EB00B
引用特許:
審査官引用 (4件)
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