特許
J-GLOBAL ID:201503011622784101
熱可塑性樹脂シートの製造装置および製造方法、並びにそれにより得られた熱可塑性樹脂シート
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
特許業務法人樹之下知的財産事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-179931
公開番号(公開出願番号):特開2015-214025
出願日: 2012年08月14日
公開日(公表日): 2015年12月03日
要約:
【課題】残留位相差が小さく、かつシート反りが小さい熱可塑性樹脂シートを安定して製造できる熱可塑性樹脂シートの製造装置を提供すること。【解決手段】本発明の熱可塑性樹脂シートの製造装置1は、ダイ10から溶融状態の熱可塑性樹脂を押出して、金属製ベルト15および第三の冷却ロール13間に導入させた後、金属製ベルト15で搬送しつつ冷却して金属製ベルト15から剥離させることで熱可塑性樹脂シート30を形成する。そして、熱可塑性樹脂シート30の反りを矯正するための反り矯正駆動ロール17と、駆動ピンチロール20とを備え、反り矯正駆動ロール17の表面には、非粘着性の被覆膜171が設けられる。被覆膜171は、テープ剥離力が1N以下であり、鉛筆硬度が9H以上であり、表面粗さRzが0.8μm以下であり、耐熱性が200°C以上であり、膜厚が5μm以下であるという条件を満たす。【選択図】図1
請求項(抜粋):
表面が弾性材で被覆された第一の冷却ロールと、第二の冷却ロールとの間に巻回され表面が鏡面の金属製ベルトと、前記金属製ベルトを介して前記第一の冷却ロールと対向配置された第三の冷却ロールと、を備え、
押出機に取り付けられたダイから溶融状態の熱可塑性樹脂を押出して、前記金属製ベルトおよび前記第三の冷却ロール間に導入させた後、前記金属製ベルトで搬送しつつ冷却して前記金属製ベルトから剥離させることで熱可塑性樹脂シートを形成する、熱可塑性樹脂シートの製造装置であって、
前記金属製ベルトから剥離させた熱可塑性樹脂シートの反りを矯正するための反り矯正駆動ロールと、
前記反り矯正駆動ロールの下流側に配置され、前記熱可塑性樹脂シートを引取るための駆動ピンチロールと、を備え、
前記反り矯正駆動ロールの表面には、非粘着性の被覆膜が設けられ、
前記被覆膜は、テープ剥離力が1N以下であり、鉛筆硬度が9H以上であり、表面粗さRzが0.8μm以下であり、耐熱性が200°C以上であり、膜厚が5μm以下であるという条件を満たす
ことを特徴とする熱可塑性樹脂シートの製造装置。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (15件):
4F207AA21
, 4F207AA28
, 4F207AG01
, 4F207AH73
, 4F207AJ01
, 4F207AJ09
, 4F207AP01
, 4F207AR06
, 4F207AR08
, 4F207KA01
, 4F207KA17
, 4F207KK64
, 4F207KK74
, 4F207KM06
, 4F207KM16
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