特許
J-GLOBAL ID:201503011645236330

音源分離装置、音源分離方法、及び音源分離プログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 伊藤 政幸 ,  磯野 道造
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-200347
公開番号(公開出願番号):特開2015-070315
出願日: 2013年09月26日
公開日(公表日): 2015年04月13日
要約:
【課題】非目的音を発生させる音源の位置に関わらず、特定の方向の音源から到達する目的音を分離することができる。【解決手段】目的方向に存在する音源から到達する目的音と、それ以外の方向に存在する音源から到達する非目的音とを分離する音源分離装置100であって、マイクロホンM1,M2が出力する音響信号X1,X2を用い、単一指向性を有する音響信号AR,ALを死角が逆向きになるように2つ生成する単一指向性形成部31,32と、生成した前記単一指向性を有する2つの音響信号を用いてスペクトル減算を行い、それぞれの死角から到達する非目的音の信号NUDL,NUDRを抽出する非目的信号抽出部41,42と、抽出した非目的音の信号NUDL,NUDRを用いてスペクトル減算を行い、目的音の信号Yを抽出する目的信号抽出部51と、を備える。【選択図】図1
請求項(抜粋):
法線方向が目的方向となる面内に位置する複数のマイクロホンに到達する音響の内、前記目的方向に存在する音源から到達する目的音と、それ以外の方向に存在する音源から到達する非目的音とを分離する音源分離装置であって、 前記複数のマイクロホンの内の何れか2つのマイクロホンが出力する音響信号を用い、死角が前記2つのマイクロホンを結ぶ方向の何れかに向けられた単一指向性を有する音響信号を前記死角が逆向きになるように2つ生成する単一指向性形成部と、 前記複数のマイクロホンの何れか1つが出力する音響信号、または2つ以上のマイクロホンが出力する音響信号を平均した信号に対して、前記単一指向性形成部で生成した前記単一指向性を有する2つの音響信号を用いてスペクトル減算を行い、それぞれの死角から到達する非目的音の信号を抽出する非目的信号抽出部と、 前記複数のマイクロホンの何れか1つが出力する音響信号、または2つ以上のマイクロホンが出力する音響信号を平均した信号に対して、前記非目的信号抽出部で抽出した非目的音の信号を用いてスペクトル減算を行い、目的音の信号を抽出する目的信号抽出部と、 を備えることを特徴とする音源分離装置。
IPC (3件):
H04R 3/00 ,  H04R 1/40 ,  G10L 21/027
FI (3件):
H04R3/00 320 ,  H04R1/40 320A ,  G10L21/0272 100A
Fターム (3件):
5D018BB22 ,  5D220BA06 ,  5D220BC05

前のページに戻る