特許
J-GLOBAL ID:201503011705868757

セルロース性表面を生分解可能に誘導体化する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (13件): 奥山 尚一 ,  有原 幸一 ,  松島 鉄男 ,  河村 英文 ,  中村 綾子 ,  森本 聡二 ,  角田 恭子 ,  田中 祐 ,  徳本 浩一 ,  渡辺 篤司 ,  児玉 真衣 ,  水島 亜希子 ,  増屋 徹
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-519374
公開番号(公開出願番号):特表2015-533858
出願日: 2013年06月25日
公開日(公表日): 2015年11月26日
要約:
本発明は、セルロース性物質の生分解性を犠牲にすることなく、その疎水性を増加させる組成物で、セルロース性物質を処理する方法を記載する。開示された方法は、セルロース性物質上の利用できるヒドロキシル基のエステル化を提供し、その場合、そのようなヒドロキシル基は嵩張った有機鎖で「マスク」され、開示は、そのような方法により製造される製品を提供する。このように処理された物質は、より高い疎水性、バリア機能及び機械特性を示し、そのような特徴が好まれる任意の用途で使用できる。
請求項(抜粋):
セルロース含有物質の表面の処理方法であって、 式(I)又は式(II): R-CO-X 式(I) X-CO-R-CO-X1 式(II) [式中、Rは、炭素原子6〜50個を有する、直鎖、分岐鎖又は環状脂肪族炭化水素ラジカルであり、X及びX1は、独立して、Cl、Br又はO(CO)ORである]を有するアルカン酸誘導体と、塩基と、第一溶媒とを含む組成物を、前記表面に塗布するステップと、 前記表面に塗布された組成物を加熱するステップと、 第二溶媒で前記表面を濯ぐステップと、 前記の濯がれた表面を乾燥させるステップと を含み、前記組成物は、前記物質のセルロースが有するヒドロキシル基の少なくとも一部をエステル化する、方法。
IPC (4件):
C08B 3/10 ,  D21H 25/06 ,  B65D 65/40 ,  C09K 3/18
FI (4件):
C08B3/10 ,  D21H25/06 ,  B65D65/40 D ,  C09K3/18 101
Fターム (31件):
3E086AD01 ,  3E086AD02 ,  3E086AD05 ,  3E086AD06 ,  3E086BA14 ,  3E086BB05 ,  3E086BB41 ,  3E086CA01 ,  3E086CA11 ,  3E086CA33 ,  3E086DA08 ,  4C090AA02 ,  4C090AA05 ,  4C090BA25 ,  4C090BB72 ,  4C090BB94 ,  4C090BD36 ,  4C090CA04 ,  4C090CA38 ,  4C090DA28 ,  4C090DA32 ,  4H020AA04 ,  4L055AF09 ,  4L055AG34 ,  4L055BE08 ,  4L055BE11 ,  4L055EA10 ,  4L055EA12 ,  4L055EA20 ,  4L055EA33 ,  4L055FA11
引用特許:
審査官引用 (3件)

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