特許
J-GLOBAL ID:201503011887120590

メッセージの転送

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 岡部 讓 ,  吉澤 弘司 ,  川崎 孝 ,  新井 剛
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-510700
公開番号(公開出願番号):特表2015-516132
出願日: 2013年04月10日
公開日(公表日): 2015年06月04日
要約:
ワイヤレス通信ネットワークの基地局の間でメッセージを転送する方法、プロキシ・ノード、基地局からメッセージを送信する方法、基地局、およびコンピュータ・プログラム製品が開示される。メッセージを転送する方法は、ソース基地局からX2インターフェースを通じて、入ってくるX2インターフェースIPパケット内でX2アプリケーション・プロトコル・メッセージを受信するステップと、前述のX2アプリケーション・プロトコル・メッセージから、ターゲット基地局を識別するターゲット基地局識別情報を抽出するステップと、前述のターゲット基地局にX2アプリケーション・プロトコル・メッセージをルーティングするステップであって、前述のX2アプリケーション・プロトコル・メッセージは、前述のターゲット基地局識別情報から導き出されたターゲットIPアドレスを持つ、出て行くX2インターフェースIPパケット内で運ばれる、ルーティングするステップとを含む。この方法は、ターゲット基地局識別情報を含み、X2インターフェースIPパケット内に包まれた、修正されたX2アプリケーション・プロトコル・メッセージを使用する。これにより、修正されたメッセージをプロキシで受信することが可能になり、ターゲット基地局のIPアドレスが容易に導き出されるため、プロキシによって必要とされる処理を最小限にしながら、メッセージをターゲット基地局に中継することができる。また、ターゲット基地局識別情報の抽出およびX2アプリケーション・プロトコル・メッセージのルーティングは、X2アプリケーション・プロトコル・レイヤ内で、まだ効果的に行うことができ、これによりプロキシに必要な処理およびリソースが大幅に減り、これにより、効果的にステートレス状態を維持することができる。方法は、また、プロキシで完全なX2アプリケーション・プロトコルを終了することなく、ソース基地局とターゲット基地局との間でエンドツーエンドで直接的なX2APアソシエーションを規定された状態に維持することを可能にする。これによりプロキシが簡素化され、対応するステートフルX2コンテキストが必要ない。これらすべてにより、既存の技術と比較して、基地局間のX2接続の確立および維持の柔軟性、信頼性、および拡張性が改善される。
請求項(抜粋):
ワイヤレス通信ネットワークの基地局(eNB;HeNB)の間でメッセージを転送する方法であって、 ソース基地局からX2インターフェースを通じて、入ってくるX2インターフェースIPパケット内でX2アプリケーション・プロトコル・メッセージを受信するステップと、 前記X2アプリケーション・プロトコル・メッセージから、ターゲット基地局を識別するターゲット基地局識別情報を抽出するステップと、 前記ターゲット基地局に前記X2アプリケーション・プロトコル・メッセージをルーティングするステップであって、前記X2アプリケーション・プロトコル・メッセージは、前記ターゲット基地局識別情報から導き出されたターゲットIPアドレスを持つ、出て行くX2インターフェースIPパケット内で運ばれる、ルーティングするステップと、 前記ソース基地局と前記ターゲット基地局との間で直接的なX2アプリケーション・プロトコル・アソシエーションを維持するステップであって、前記X2アプリケーション・プロトコル・アソシエーションは、1つは前記ソース基地局から前記プロキシ・ノード、1つは前記プロキシ・ノードから前記ターゲット基地局という2つのSCTPアソシエーションを通じて運ばれる、維持するステップと を含む方法。
IPC (3件):
H04W 92/20 ,  H04W 80/04 ,  H04W 16/32
FI (3件):
H04W92/20 ,  H04W80/04 ,  H04W16/32
Fターム (5件):
5K067AA21 ,  5K067BB21 ,  5K067DD19 ,  5K067EE10 ,  5K067HH22
引用文献:
審査官引用 (8件)
  • On the X2 Proxy in DeNB
  • Further Analysis on the SCTP Concentrator Concept
  • Autonomous X2 Setup through an SCTP Concentrator
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